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紙の本
楽しめませんでした
2005/06/03 00:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
語り手である「ぼく」の語る、その従兄ルビイ・マーチンスンの犯罪の数々。悪魔的な頭脳を持ち、良心のかけらもなく、徹底した典型的な犯罪者と紹介されているルビイ、机の上ではうまくいきそうな計画をたててみたものの、いざ実行に移してみると不運な事故やちょっとしたミスで失敗続き。そんなぼくとルビイの犯罪の顛末10話を収めた短編集。
大胆不敵・奇想天外な犯罪計画とその実行、そして失敗というパターンの物語は本書に限らず、長短編ともにたくさんあって、どれも好きでけっこう読んでいるんですが、本書はあまり楽しめませんでした。とても大げさに紹介されているワリにはたいしたこともないルビイにしらけちゃいました。こういうのをおもしろいと感じる人もいるのかもしれませんが。「悪魔的・・・」などの大げさな紹介などせずに、普通の素人が犯罪を計画、実行、失敗とやったほうが、ずっと楽しめたように思います。