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紙の本
江戸名物からす堂
2001/10/21 22:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maria - この投稿者のレビュー一覧を見る
からす堂というのは、神田の八辻ガ原に立って観相を行うおとこ、からす勘三郎(本名は別よ)のこと。彼はとあることから、なわのれんを始めるべきか悩むお紺の人相を見ることになった。
からす堂のアドバイスがあたったのか、お紺の店「たつみ」は大繁盛。だけど少しずつお紺さん、お店の事なんかよりもからす堂とどうしたら結ばれるのか恋の炎に焦がされる思いらしい。
お紺のいじらしい気持ちは女の中の女という感じで、からす堂はもちろん男の中の男。読んでいても、ハラハラドキドキ。素直に楽しい時代小説である。ちょっと推理小説のような要素もあるので、そんなスリルをちょっと味わいたい人にもおすすめですね。