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紙の本
今読んでも通用する考え方もある
2010/12/05 19:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1980年に刊行された、文房具を使った知的生活の本。まず「はじめに」で、編者はこの本を「道具やその使いかたを紹介した本と早合点する向きもあることだろう。そうではない」(p.3)と言い、あくまで知的生活のための道具としての文房具について考えている。
さすがに、古い内容は古い。写真の現像とかコピーとか、デジタル技術に取って代わられた部分も多い。それでも、道具は変われど使い方のエッセンスは変わらない。例えば、書類の保管も、今ならスクラップブックに貼るのではなく、スキャナーでパソコンに取り込んだりしているわけですが、一ページ一枚の原則は一ファイル一枚と置き換えられるわけです。もうひとつ、三十年を経ても廃れていない文房具も多い。それらは長い間有効だったという点で、特に価値が際だつ。
そうした点で、今読んでも価値ある本。