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紙の本
新訳との比較
2022/03/10 14:18
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投稿者:ま - この投稿者のレビュー一覧を見る
翻訳者の石川淳は昭和に活躍した作家です。ジッドに傾倒し影響を受けたところからこの作品を翻訳したのでしょう。
奥付を見ると1928年に岩波文庫のこの本は出版されたようですが、およそ100年前です。1970年に改訳したとのことですが、現代の目から見るとその訳文は相当古い感じを受けます。少しわかりづらい表現も多く、光文社古典新訳文庫で新訳が出ましたので、そちらと比較して読まれると良いと思います。私は難しい個所は光文社版の解説を読んで理解が深まりましたので、そちらもお勧めします。
小説の内容は、とてもおもしろくどこに物語が転がっていくのかなかなか見当がつきません。最後まで目が離せない物語です。