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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1985.1
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/324p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-16403-X
文庫

紙の本

四人の女 (創元推理文庫)

著者 パット・マガー (著),吉野 美恵子 (訳)

四人の女 (創元推理文庫)

税込 616 5pt

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

四人の女の描き分けがくっきりとして見事。最後に、あっ

2004/04/16 20:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物紹介欄に書かれているのは、わずか五人。
まず、登場人物が最も少ないミステリのひとつと言って
いいでしょう。

このミステリの趣向は被害者捜し。
邦題のとおり、四人の女が登場します。
男の前妻、男の現在の妻、男の愛人、男のフィアンセ。
さて、ここで問題。男が殺そうとしているのは、
この四人の女のうち一体誰でしょう? というミステリ。

四人の女のイメージが重なったりして混乱しないだろうかと、
読み始める前はそれがやや心配だったのですが、杞憂でした。
多分にカリカチュアライズされていたとは言え、四人の女の
性格描写や人間像が、それぞれ個性的に描かれていたので、
イメージが混乱することは全くありませんでした。

四人の女の中で、ひとり、非常に共感を感じる人物がいました。
その考え方や言動が実に好ましかったので、彼女が殺される
ことになったらイヤだと思っていたら、作者は……

最後にあっ  と言わされた私は、相当にぶい読者だったみたい。
読み始める前、登場人物の紹介欄を見ながら、たぶんこの人が
殺されるんじゃなかろうかと、そう見当をつけていたんだけどなあ。
被害者捜しのこの勝負、作者にまんまとしてやられました。
あ〜あと言ったその時は、後の祭りでした。

表紙カバーのイラスト。眺めていたら、「この女はあの人だな」
ということがよく分かって、しげしげと見つめてしまいました。
そうか、これ、朝倉めぐみさんのイラストなんだ。
若竹七海さんの『ぼくのミステリな日常』のイラストも描いて
いらした方。
本書イラストの四人の女性の描き分け方、これがまた
なかなか見事なんですね。うーむ、見入ってしまった。

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紙の本

納得の結末

2016/09/14 01:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭で高層ビルの屋上から人が降ってくるシーンが描かれており、「登場人物の誰か1人は必ず死ぬ」という結末が判明している状態で読み進めるので、読者は自然と「この人が死ぬの?それともこの人?」とドキドキしながら読むことになります。
あとタイトル『四人の女』は正直ズルいと思うけど、この作品にこれ以上相応しいタイトルも無いです。

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紙の本

被害者捜し

2002/07/14 00:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 全国紙で人気のコラムを担当するマスコミの寵児ラリー。彼をとりまくのは、四人の女性。質素で真面目な前妻、美しい女優の現夫人、仕事上でコンビを組んでいる大物イラストレーターの愛人、新聞社の令嬢である婚約者。この四人をディナーに招待したラリーの胸中には、一つの殺意が抱かれていた。
 
 一人の男に四人の女性が絡むサクセス・ストーリーを描きながら、殺されるべき被害者を捜すという趣向の本格ミステリ。
 
 
 パット・マガーによる他のミステリ──『探偵を捜せ!』『七人のおば』『犯人を捜せ!』『目撃者を捜せ!』──と同様、たんたんと日常を描いたその中に、悪意や殺意といった非日常が隠されている作品。これは、パット・マガー一流の技ともいうべき常套手段であり、このような趣向を読ませるには、非日常は自然に、日常は興味深いものでなくてはならず、書き手の才能を選ぶものだといえるだろう。非日常が際立っていては、隠されるべき謎がテーブル上で新鮮さをアピールしているにも等しく、本格ミステリとしての上手さがない。そして、日常がつまらなくては、最後まで読む気が起こらない。パット・マガーの書く作品には、微妙な点を上手く隠しおおすだけの技と、常に日常を読ませるだけのストーリー・テリング力が発揮されているのだ。
 
 本作は、ラリー・ロックという一人の人物が、社会の底辺からのし上がろうとするサクセス・ストーリーを、幾人かの目線と気持ちを通して描かれたもの。ラリーは、自らの過去を虚飾によって彩りながら、段階を経て成功していくごとにパートナーとなる女性を代えていく、という罪深い人生を送ってきた。ラリーを愛した女性たちは、ラリーの成功と変化を目にしながら、自分たちの関係が崩壊していく瞬間を感じ取っていく。その始終が、ラリー本人の心中を通して、そして、四人の女性たちの心情を通して描かれている。
 
 5人の人物の心情を描くことで構成されている物語だけに、読者は普段は決して知ることのできない、他人の実情を知るという興味深い体験を得る。作中でラリーが書いているコラムのように、彼らの実情を知りたくて仕方ないという少し下衆な興味を抱きつつ、どこかドキュメンタリーのようにも思えるサクセス・ストーリーから目が離せなくなってしまうのだ。見事なのは、人物を書き分けるマガーの筆力。皮肉めいた言葉の中にも、一抹の寂しさを隠せずにいるマギーというキャラクターが、特に際立っていた。最後に描かれている、ラリーによって殺されようとしている女の口にする言葉、そして考え方が素晴らしい。この一言に尽きる。物語の終焉に相応しい、印象深い一文だった。
 
 物語の冒頭で、女のうちの一人が、男が抱いているバカバカしいほどにシンプルだが、実効性の非常に高い殺人計画に気付いてしまう。彼女の心中は特に多く描かれ、いったい誰が殺されようとしているのかという問い、男に対して未だに残っている強い愛情と未練など、多くの思考と感情が入り交じっている。それが、サスペンス性の高さを上げることに貢献していると同時に、殺される可能性を持った人物が素人探偵となるという、逆説めいた本格ミステリのテイストを醸し出すことにも繋がっている。見事にアクロバティックな成功を収めているといえるだろう。さすがは名手、パット・マガーたる所以だ。

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2006/06/06 23:18

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2011/02/09 09:26

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2011/06/30 20:44

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2015/02/10 11:10

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2015/09/29 23:19

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2015/11/29 11:22

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2016/05/17 20:12

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2018/11/20 19:50

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2021/01/30 22:07

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