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紙の本
複雑な思い
2002/03/16 12:20
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投稿者:きんぴら - この投稿者のレビュー一覧を見る
堂々と完結した銀河英雄伝説の外伝である。走りきった感のある物語だけに、外伝と聞くとやや複雑な気持ちを抱いてしまう。
ラインハルトやキルヒアイス、ヤンやユリアン、本編で描かれなかった彼らの生活や過去を読みたくないと言えば嘘になる。本編に引けを取らない面白さでも、ある。しかし、読みながらも寂しい気持ちになるのは何故だろう。もう帰ってこないのだ。一ページ進むごとに終わりなのだと悲しくなってしまう。彼らの過去は本編で描かれ、今はまだどこかで続いているのだと信じたい私の単なる我が儘かもしれないけれど。
紙の本
シリーズの最初に読むべきプロローグ
2001/09/07 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:神楽坂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『銀河英雄伝説』シリーズ、事実上の第1巻といっていい。本編第1巻の直前にあたるエピソードが収められている。外伝3は、この外伝1よりさらに前のエピソードだが、思い出話の域を出ない。
外伝1は、ラインハルトとキルヒアイスが、ロイエンタールやミッターマイヤーと知り合う話だが、これが長大なOVAシリーズに先駆け、劇場公開されたのも納得できる。物語への序章というだけでない。4つの外伝を含む全14巻通じて最も面白く、銀英伝のエッセンスが見事に凝縮されているからだ。
もし、今から銀英伝を読み始めたいという人がいれば、取りあえずこの外伝1を勧める。これを気に入れば、本編を10巻まで読み進められるだろう。そして、ある巻まで読み終えた時、第1巻ではなくこの外伝1から読み始めて良かったと思うはずだ。ストーリー展開に関わるので理由は言えない。かなり早い時期に分かるので、自分で確かめて欲しい。