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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1986/10/16
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/378p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-311110-9
文庫

紙の本

漱石文明論集 (岩波文庫)

著者 夏目 漱石 (著),三好 行雄 (編)

漱石文明論集 (岩波文庫)

税込 880 8pt

漱石文明論集

税込 880 8pt

漱石文明論集

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  • 収録作品
  • 現代日本の開化 中味と形式 文芸と道徳 私の個人主義 模倣と独立 無題 教育と文芸 『東洋美術図譜』 イズムの功過 博士問題とマードック先生と余 マードック先生の『日本歴史』 博士問題の成行 文芸委員は何をするか 学者と名誉 硝子戸の中(抄) 倫敦消息(抄) 愚見数則 人生 日記抄 断片 書簡抄

収録作品一覧

現代日本の開化 7-38
中味と形式 39-66
文芸と道徳 67-96

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評価内訳

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紙の本

漱石の「自己本位」は新自由主義じゃありません。

2007/04/18 12:05

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:越知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 漱石や鴎外の生きた明治時代、国費でヨーロッパに留学できるのは限られた超エリートだけであった。今のように高校生でも修学旅行で海外に行く時代ではない。山崎正和は有名な『鴎外・闘う家長』のなかで、生ま変わったばかりのひ弱な国家=日本が、留学生たる鴎外(森林太郎)に「頼むよ」と手をかけているように思われたと書いている。そして医学を専門とした鴎外にとって留学の意味は自明であった。先進国からすぐれた知識を学び、それを祖国のために役立てればいいのである。
 しかし漱石にとって留学の意味は必ずしも明瞭ではなかった。なぜなら彼の専門とする文学は医学と違ってその効用がはっきりしていないからである。文学なんかやって食っていけるか、というのは昭和になっても放蕩息子に頑固親父が投げかける決まり文句として通用した。しかし先進国たるヨーロッパは効用のはっきりした学問だけでなく、文学や美術などの分野でも応分の投資を行っていたから、日本も文学分野で留学生を送ることになった。鹿鳴館で外見だけヨーロッパを真似て失笑を買った政策とどこか共通していたかも知れない。
 漱石の悩みは、そうした背景の中で見れば明治の日本にあって生まれるべくして生まれたと言えるだろう。彼は結局は帝国大学の教員ではなく一介の小説家となったが、当時帝大教員と小説家では月とスッポンくらいの違いがあったのである。無論向こう見ずで作家になったわけではなく、朝日新聞社社員として安定した給与を得られるという確証があってのことだが、その頃の立身出世の観念からすれば明らかに漱石の人生行路は世間の価値観から逸脱していた。
 といって、漱石を今風の「自分の好きなように生きる」という観念の先駆者と思うのは早計である。文学分野であれ、当時稀な国費留学生として英国に行ったからには、応分の勉強をしなければならない。矛盾しているようだが、私的な分野である文学を勉強して何らかの公共性を追求しなければならないのだ。明治人・漱石はそうした公共性を自明のこととして受け入れていた。
 『私の個人主義』にはそうした漱石の考え方がよく出ている。ここで言う自己本位とは国家や公共性という観念が今とは比較にならないくらい強かった時代におけるプライヴェート宣言である。今どきの新自由主義的な自己本位とはわけが違う。個人主義という言葉自体を悪とする風潮が強かった頃の講演なのである。漱石はこの講演の後半で恵まれた階層である学習院(学習院大学ではない。学習院が大学になったのは戦後である)の学生に対して英国の例を引きながら、自由と秩序の両立を訴えているし、また金力には責任が伴うとも述べている。つまりノブレス・オブリージュ(高貴なるがゆえの義務)だ。これまた「自分さえよければ」の新自由主義とは相容れない。
 漱石はこうして時代の矛盾のなかで苦しみ悩みながら生きた。そして49歳でこの世を去った(このくらい知っておかないと一流大学には受からないよ、受験生諸君)。
 昔の人の文章を読むというのは、こういうことである。時代には時代ごとの支配観念があり、人はそれに従ったり逆らったりしながら生きる。書かれた文章もしかり。背景をふまえて読む能力がないなら、古典なんか読まないことだ。左翼がなぜダメだったかと言えば、何でも階級史観で捉え、それにはまらないと「保守反動」で済ませていたからだ。時代は変わった。そうなると逆に分からないことは何でもサヨクで済ませる輩も出てくる。昔の左翼と今の新自由主義者には、実は相当に重なる部分がある。注意しよう。

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紙の本

そんな齢になるまで気がつかなかったのかよ金之助さんよ!

2007/04/10 16:50

25人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は夏目漱石の「私の個人主義」を読んでほとんど驚倒した。いい年したジジイがはずかしげもなく、こんなことを吐露しているのである。「私は自己本位という思想を得て以降、大変強くなりました」。なんでも夏目漱石は何をするにも他人の目が気になり「こんなことをいったらアノ人はなんて思うだろう」とくよくよ考え、いいたいこともいえず、絶えず悩んでいたそうだ。それがこの齢になって、ようやく「自分は自分。他人は他人。他人にどう思われようと自分が良いと思うことは良いのだ」と思うに至り、長年のストレスから開放されすっきりしたと、学習院大学の学生を前に自らの心境を得々と語っているので去る。おいおい、夏目金之助さんよ、そんなこおとに気がつくのにそんなことに気がつくのに夏目さんともあろう人が、ちと、時間かかりすぎちゃうの? 私なんて「自分本位」の心境に既に小学校3年の時点で到達していたぜ。そんな他人の目ばかり気にしているからロンドンで精神病になったんじゃないの、胃潰瘍をわずらって、それが基で命を落としたんじゃないの。宵越しのストレスは持つな。これが私から夏目君へのメッセージだ。しっかりと受け止めたまえ。それにそもそも「自分本位」でなけりゃ、bk1に書評なんかかけないぜ。

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2007/03/20 20:39

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