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紙の本
「クシュラの奇跡」を読んだことがない人でも、幼児に関わるみなさまへ
2008/02/01 18:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かまんちょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「クシュラの奇跡」を読み、深い感銘を受けもっといろいろ知りたいと思いこの本を手に取りました。
30ページと大変薄い本なので、あっというまに読めましたが、内容が深い!!どんどん読み進めたくなるように書かれています。
この本は「クシュラの奇跡」の著者ドロシー・バトラーさんが、1985年に来日した際の講演録なのです。
きっとこの講演会は魅力的であったに違いありません!ドロシー・バトラーさんのお話は面白い!(実際に聞けなかったのが、残念ですが、このような本になっていることは大変ありがたいことです。)
内容は、ニュージーランドのなりたち、ドロシー・バトラーさんの幼少時代、ニュージーランドの社会背景と、自身が行ってきた本に関わる仕事についてと、子育て。そして「クシュラの奇跡」にもあったように現代社会におけるメディア中心の刺激ではない、『子どもたちに、本を読み聞かせてあげることの重要性』をなにより重要視し訴えています。
講演の内容は実に川の流れのように一本すうっと通っていて、あっと読めてしまったのですが、また読み返してしまいました。
ドロシー・バトラーさんは「シュタイナー教育」にも精通されているのでしょう。随所にシュタイナーと同じ考えを自身の経験から話しています。
「クシュラの奇跡」を読んで考えるところのあった方なら、是非、この本を読むことをお勧めします。
もし、読んだことがない方でも、「ただ今子育て中!」のお母さん、お父さん。幼児に関わる仕事をされている方には特におすすめです!(短いのですぐ読めます!そして読んですぐ実践してもらいたい!!)
1987年に出されていますが、いまだに色あせない、現代にこそ通じる本だと思います。
3歳の息子をもつ「親」として、ドロシー・バトラーさんの言葉をしっかりと心にとどめて置きたいと思いました。