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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:1986
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:21cm/320p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-00-110460-1
紙の本
トンデモネズミ大活躍
陶芸職人が酔っぱらって作ったトンデモネズミ。時計が13時を打つと動き出して旅に出ます。タカに乗って空を飛んだり,ノイローゼのゾウに出会ったりするうちに聞こえてきたうわさは...
トンデモネズミ大活躍
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商品説明
陶芸職人が酔っぱらって作ったトンデモネズミ。時計が13時を打つと動き出して旅に出ます。タカに乗って空を飛んだり,ノイローゼのゾウに出会ったりするうちに聞こえてきたうわさは…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
絵本のような物語。
2002/07/15 14:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ファンタジー娘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本のような話の展開ではあったけれども、ポールギャリコ節はしっかりと出ていた。ファンタジーかと思いきや、人生に対して重要な教えを授けるという…。
最初は、ネズミの彫刻ばかり作る職人の話から始まる。ふとしたことで作った傑作こそが、「ドンデモネズミ」であって、ネズミなのにウサギのような長い耳を持っていたり、サルのような前足を持っていたリする。第2章は、そのドンデモネズミが主人公で冒険をしていくのだが、そのときに必ずいわれるのが「トンデモネコに食べられると決まっている」とのことだった…。
ラストの展開も面白いし、そこまでの道のりもなんか、スキでした。ファンタジーっぽくはなかったけれど…。
紙の本
出来そこないネズミの奮闘記
2002/04/05 22:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやぁ、序盤からちょっと変わってます。ネズミの陶器作りに人生をかける職人が出てくるんだけれど、作るもの、作るもの、なんだか物足りないものばかり。ところがある夜、酔っ払った勢いで作ったネズミの陶芸に改心の手応えが! 「おれはまったくたいした芸術化だわい」と自画自賛し眠りについて次の朝見てみると、なんと出来ていたのは傑作どころか、全身まっさお、後足はカンガルー、前足はサル、耳はウサギで尻尾のないできそこないネズミ。
時計の針が十三を打つのと同時にこのとんでもないネズミがピノキオの如く動き出し、冒険がはじまるんだけれど、タイトル同様、物語の方もとんでもなくユニーク。スチュワーデスの機内アナウンスをしながら飛ぶタカのキャプテン・ホークに乗って空を飛んだり、競売にかけられたり。個人的には終盤にひねりが欲しかったところですが、語り口調もユーモラスで読んでいて楽しい一作でした。