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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1987
- 出版社: 早川書房
- レーベル: ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス
- サイズ:19cm/184p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-15-000417-X
とりすました被告 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブック ペリー・メイスン・シリーズ)
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物足りなくはないけど
2002/11/09 23:39
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリー・メイスン・シリーズの1956年の第50作。
精神科医が女性患者に、麻酔剤を用いた告白療法を試みるが、患者は人を殺したと告白する。医師の倫理として患者の秘密は明かせない、だが殺人のような重罪を見逃すと、あとあと面倒な事になりかねない…困った医師はメイスンに相談する。
突飛な冒頭、スリリングな展開、最後の逆転劇…と三拍子そろった、典型的なメイスン物。麻酔の影響下での告白が証拠として認められるのか…という問題が興味深い。メイスンがその問題を追求する一方で、法律的なあげ足取りに終始せず、最後には明快な解決を導き出すのは、予想できる事だが爽快である。その逆転劇がややあっさりしているのが、物足りない感がなくはないが、充分楽しめる。