「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:33,660円(306pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
終わってからが話の始まり。痛快な創作民話。
2003/03/17 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:碧岡烏兎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔話の体裁をとっているけれど、このナンセンスは古来のものにはないような気がする。あるいは、意表をつく展開に意表をつく結末という二回ひねりが現代的な面白さを感じさせるのかもしれない。結末が終わりでなく、始まりなのも、想像が広がって楽しい。
実は書かれていることは、「子沢山はそれだけで幸福」という昔ながらの、それでいて今やめずらしい考え。実際、読み聞かせをすると、たいていの大人は「どうしてこんなにおおぜいのこどもをやしなっていけるの」という母親の台詞にウケルらしい。ぎこちないフォームからいきなり直球勝負。こちらは大振りするしかない。尻もちつくほど大笑いできる絵本。