サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:大学生・院生 研究者
  • 発売日:1989/05/01
  • 出版社: 共立出版
  • サイズ:22cm/246,3p
  • 利用対象:大学生・院生 研究者
  • ISBN:4-320-01419-7
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

多様体 第2版 (共立数学講座)

著者 村上 信吾 (著)

(第2版刊行に当たってより抜粋)本書は、初版刊行以来二十年近くの年月を経たが、多様体論への入門書として多くの人々に読まれ、またこの間にわが国で著されたいくつかの数学書に読...

もっと見る

多様体 第2版 (共立数学講座)

税込 3,850 35pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

(第2版刊行に当たってより抜粋)
本書は、初版刊行以来二十年近くの年月を経たが、多様体論への入門書として多くの人々に読まれ、またこの間にわが国で著されたいくつかの数学書に読者への参考文献として引用して頂いている。こうして本書がいまなお些かでも世の役に立っているかと思うと、著者としてこれ以上の幸せは無い。そこで、今後の読者のため参考文献を補うべきと思い、これを動機に旧版の改訂増補を行うこととなった。
改訂事項としては、旧版の本文についてはこれを改めず、その脚注に挙げた文献について多少の追加と変更をするに止めた。また、巻末に旧版刊行以後に現れた国内外の多様体論に関する主な著作を参考文献に追加し、簡単な紹介を付して読者の便宜を図った。
数学的内容をもって加筆したのは次の二点である。いくつかの演習問題を補充したが、この形で旧版で触れていないシンプレクティック多様体と古典力学の基礎的事項を解説した。演習問題1.8、2.6、2.7、3.6、4.5、4.6がこの意図のもとに加えられたもので、その多くには略解が付けてある。数理物理学が画期的に発展しつつある現代にあって、古典力学の多様体論的基礎が入門書にあってもよいであろう。これら一連の演習問題を解けば、専門書による古典力学の数学的理解に役立つことと思う。なお、本書の演習問題の多くは読者への研究課題であり、学生諸君のレポート問題に適しているかもしれない。
いま一つは付録を増補して、ボホナーの定理という調和形式論の重要な結果を紹介した。これは現在ボホナー技法とよばれる証明法の起源であり、読者がこれによって現代数学の美しい手法の一端を味わわれることを期待している。
1989年3月 著者【商品解説】

目次

  • 第1章 可微分多様体
  • 1.1 数空間 R n における準備
  • 1.2 可微分多様体
  • 1.3 C ∞関数とC ∞写像
  • 1.4 C ∞関数の性質
  • 1.5 接ベクトル空間
  • 1.6 C ∞関数とC ∞写像の微分
  • 1.7 ベクトル場
  • 1.8 ベクトル場とC ∞関数環
  • 1.9 リーマン計量

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

抽象論が好きな方や複素幾何を学びたい方へ

2020/02/19 20:28

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:類太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は入門書ながらコホモロジーや線型接続や複素多様体について詳しく, 調和形式についても触れられており, 具体例は抽象論の理解に最低限必要な程度に厳選されている. 複素幾何をやるのに無駄がなく近道になりそうである. 概念の定義も極力導入の意義を説明しており天下り的な記述は少ない. 「非線形問題と複素幾何学」によれば偏微分方程式論という解析学の分野と複素幾何という幾何学の交叉がある. これは実に美しい.

松島氏の「多様体入門」でも本書でもパラコンパクトな多様体のリーマン計量の存在証明で暗黙のうちに

多様体は局所コンパクト,
コンパクト集合の閉部分集合はコンパクト

を使っているが, 局所コンパクト性は解析学以外ではあまり見かけない気がするし, 自明でない気がする. 松島氏の本には位相多様体は局所コンパクトとある. リーマン計量の記法についても松島氏の本が参考になる. 単位の分割の存在証明でも後者を使っている. 線型代数としては双対空間や商空間も既知としているが線型代数の入門書で双対空間と商空間の両方をきちんと説明しているのは齋藤氏の「線型代数入門」と佐武氏の「線型代数学」しかない.

p次ド・ラームコホモロジー群がp次特異ホモロジー群の双対空間とみなせるというド・ラームの定理はおもしろかった.

外微分作用素にはその転置作用素が存在し余微分作用素で与えられることや, ホッジ-小平の定理, ホッジの定理も美しい.

ホッジ-小平の定理(本文では小平-ド・ラームの分解定理)は, コンパクトな向き付けられたリーマン多様体の上のp次微分形式の成す実線型空間が, p次調和形式の部分空間と, p−1次微分形式の成す部分空間の外微分dによる像と, p+1次微分形式の成す部分空間の余微分δによる像の直和に分解されるというもので,「ベクトル解析からの幾何学入門」にも本質的に同じことがより初等的な形で書かれてあり以前それを読んだことがあったので理解が深まった.

ホッジの定理はホッジ-小平の定理と同じ仮定のもとでp次調和形式の成す空間とp次コホモロジー群が同型であることを示すものでこれまた美しい.

ポアンカレ双対性についても触れているのも良いと思う.

微分形式は天下り的な記述だが微分形式の初等的な話は色々な本に書いてあるからだろう. 例えば
「曲線と曲面の微分幾何」
「ベクトル解析からの幾何学入門」
「ベクトル解析と幾何学」
「解析入門(下)」
が参考になる.

多様体M上のC^∞級ベクトル場の成す集合X上の交代形式とM上の微分形式が同一視できることにまで言及している. X, Y∈Xに対するリー微分作用素L_X, L_Y, 内部積作用素i(X), i(Y)と外微分dについてのカルタンの公式
[L_X, i(Y)]=i([X, Y])
[L_X, L_Y]=L_[X, Y]
d(i(X))+i(X)d=L_X
はなかなか美しい.

局所的議論では局所座標近傍
(U; x^1, …, x^n)
について点x∈Uに局所座標系x^1, …, x^nのxにおける値x^1, …, x^nを対応させ
x=(x^1, …, x^n)
と同一視し
U⊆R^n
f(x)=f(x^1, …, x^n)
とみて説明を簡単にしている.

特に微分形式の積分の説明が他の本と比べてわかりやすかった.

多様体の線型接続については「曲線と曲面の微分幾何」の共変微分と測地線の節が理解の参考になる. 特に問にあるベクトル場の共変微分の公式と測地線の方程式の変形版を知っておくと消化が早まる. 初めは長い計算による証明は飛ばして論理展開をつかむ読み方でないと理解が進まないだろう.

ベクトル場Xのベクトル場Yに沿った共変微分(▽_Y)Xの定義も天下り的だが「改訂新版 ベクトル解析からの幾何学入門」に初等的な解説があり参考になる.

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。