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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1990.11
- 出版社: The Mysterious Press
- サイズ:16cm/406p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-15-100032-1
聖なる夜の犯罪 (ミステリアス・プレス文庫 ハヤカワ文庫)
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収録作品一覧
クリスマスに保温カバーを | シャーロット・マクラウド 著 | 5-34 |
---|---|---|
クレセント街の怪 | ピーター・ラヴゼイ 著 | 35-64 |
クリストファーとマギー | ドロシー・ソールズベリ・デイヴィス 著 | 65-92 |
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紙の本
あまりクリスマスらしくない(?)クリスマス短編集
2007/12/31 14:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが示す通り、クリスマスをテーマにした書き下ろしのミステリー短編集。収録作品は以下の通り。
シャーロット・マクラウド「クリスマスに保温カバーを」、ピーター・ラヴゼイ「クレセント街の怪」、ドロシー・ソールズベリ・デイヴィス「クリストファーとマギー」、エリック・ライト「カープット」、ジョン・ラッツ「生きたクリスマス・ツリー」、ハワード・エンゲル「三人の不良少年」、メアリ・ヒギンズ・クラーク「当たりくじはどこに」、ビル・プロンジーニ「サンタクロースがやってくる」、シャーリン・マクラム「小さな敷居際の一杯」、ヘンリイ・スレッサー「クリスマスを愛した男」、エドワード・D・ホック「妖精コリヤダ」、アーロン・エルキンズ「笑うオランダ人」、スーザン・ダンラップ「追いつめられたオート」、アイザック・アシモフ「ホッ!ホッ!ホッ!」、マーシャ・ミュラー「聖夜」。
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かなり当たりはずれがあり、しかも読みにくい話が多い。さらに、クリスマスの雰囲気があまり感じられない話もいくつかある。たとえば「クレセント街の怪」は、ひねりの効いた幽霊話でとてもおもしろかったが、クリスマスの話である必要は特にないと思う。まあ、ちょっと遅いが、クリスマスという事もあり、やや甘めの星4個。
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クリスマスらしくて良い話は、家族愛と哀感が入り交じった「生きたクリスマス・ツリー」と「聖夜」。ホックとアシモフの話は、期待通りカッチリとした謎解きが楽しめる。スレッサーの話は、よく考えるとナンセンスだが、理屈抜きにおもしろかった。
紙の本
バラエティ豊かなクリスマスミステリー
2001/11/28 02:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマスを舞台にしたミステリーのアンソロジー、全15編。幽霊譚(ピーター・ラヴゼイ)、シリーズものの裏話(シャーロット・マクラウド)、ファンタジー(ジョン・ラッツ)、サスペンスに、刑事に、探偵。バラエティに富んだ作品集。
思わずぞっとするラストにものもあれば、いかにもクリスマスらしい心温まるファンタジックなものまで、いろいろあって、とても楽しかったです。普段、あまり翻訳モノは読まないのですが、どれもサクサクと読めました。いくつかシリーズものの一編と思われるものが収録されていたので、本編を探して読んでみようと思っています。