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紙の本
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)
著者 綾辻 行人 (著)
自分が何者なのか調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇し...
黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)
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商品説明
自分が何者なのか調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顚末が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ…。【「TRC MARC」の商品解説】
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沈黙の前に
2002/07/30 09:57
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投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
綾辻氏は現役で活動を続けているし、新作「暗黒館の殺人」も連載中なので、沈黙というのは失礼なのだが、代表作である「館」シリーズが本作を最後に10年もの中断にいたったのは事実。ミステリーと幻想小説の境界線、ホラーとの共通点。勧善懲悪であることを余儀なくされる本格推理のモラルなど、諸々の困難な問題にぶつかった結果、続きがかけなくなったのだろうか。哲学的なミステリー読みにとっては、本作の先を行く作品はないと、断言するものもいる。今からでも遅くはないので、読んでおきましょう。