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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1993.10
- 出版社: アドバンテージサーバー
- サイズ:21cm/59p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-930826-08-X
紙の本
ファミコン時代の子どもたち (ブックレット生きる)
著者 野上 暁 (著)
PTAには滅法評判の悪いファミコン。曰く勉強しない、睡眠不足で翌日ウツロ、視力低下、外遊びしない……。だが果たして本当にそうか。自らもファミコンに熱中する著者が、トータル...
ファミコン時代の子どもたち (ブックレット生きる)
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商品説明
PTAには滅法評判の悪いファミコン。曰く勉強しない、睡眠不足で翌日ウツロ、視力低下、外遊びしない……。だが果たして本当にそうか。自らもファミコンに熱中する著者が、トータルに公平にファミコンと子どもの実態を見、考えていく。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ファミコン好きの大人から
2015/11/29 00:18
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投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る
今となっては昔の話。ファミコン全盛期が終わり,スーパーファミコンが発売されて数年が経った頃の話。そして,子どもにとってファミコンが悪とされ,大人や社会がテレビゲームを悪としていた頃の話。
そんな頃,すでに大人であった著者が,そして,自分自身ゲームに熱中していた著者が,ゲームについての大人や社会の誤解を解きほぐす……どころか,ゲームの魅力を語る内容です。
ゲームについて全く無知な大人向けに書かれているものなので,ゲーム好きにとっては,今更何を……というような内容でしょうが,逆に,その時代の固有名詞がたくさん出てきますので,懐かしい気分にも浸れます。
また,その当時の大人が,社会が,そして著者のようなゲーム好きの大人がどんなことを考えていたのか……,私自身も大人になり,子どもも持ち,なんとなくそんな気持ちもわかるような,でも,私自身の子どもの頃のファミコンの思い出は強烈だったからこそ,そして,ファミコンなしの子どもの頃は考えられないことを考えると,複雑な思いになるというか……まあ,そんな気分に浸れる作品です。
テレビゲームの行方ということで,最後にまとめていますが,今のゲーム業界のこの現状を,ほぼほぼ言い当てているような気もして,さすがゲーム好きの著者だと思わされました。