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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発行年月:1994.8
- 出版社: 小学館
- レーベル: 小学館キャンバス文庫
- サイズ:15cm/251p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-09-430114-4
読割 50
ぬばたまの呪歌 (小学館キャンバス文庫 封殺鬼シリーズ)
封殺鬼シリーズ 4 ぬばたまの呪歌(小学館キャンバス文庫)
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「弓生の昔の女」が登場!?
2002/07/07 01:25
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投稿者:さすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
封殺鬼シリーズ第4作。2月に東京に降った赤い雪は、明らかな吉兆を示していた。その妖気の影響が次第に現れ始め、殺人事件や、地震が起こり、東京の竜脈(大地に流れる生気)に狂いが生じつつあった。明らかに「九天地会」になにかあるのに、圧力がかかっているからと本家は動かず、聖はイライラ。そこへ大学生になった佐穂子がやって来た。一方、成樹は本家の接触で、本家が四性の鬼を欲していることを知り、そのために弓生が自分を襲ったことに気がつき…。
今まで何とはなしに聖が中心な感のあった封殺鬼シリーズですが、今回はなんとメインは弓生。弓生が昔騙した女が鬼として復活して、弓生に接触(どころか、拉致監禁…)してきます。今までよみがえった鬼は聖の関係のものばかりで、それだけに聖にスポットが当たってましたが、とうとう弓生の晴れ舞台!? でも、そこは無口な弓生と言うか、せっかくオイシイかもしれない今回も、実はあんまり目立ってないかも…。弓生は作中とらわれた後、薬で意識だけあるような状態でほとんど過ごしてるので。それにしても、聖と弓生の絆は固い!弓生は聖のために聖がイヤがるだろう仕事は聖に知らせず一人でやってしまってるし、聖は弓生が半日見えないだけで大パニックだし。長い時を過ごしたからこそ、って感じの友情が、読んでてめちゃイイ! 今回、とうとう九天地会の教主・知徳の正体が判明します。なんと知徳の正体は…。面白いことになってきたかも!? 最後は聖のところに弓生が戻ってきてホッ。でも、まだ九天地会の件は片付かないままなので、次の巻でもこの話題で続きそうです。