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商品説明
著者にとって新聞や雑誌に書いているエッセイやコラムは「日記」のようなもの。それらの原稿の5年分をまとめた1冊。90年代前半という時代の風景が、この本から見ると見えてくる…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
天野 祐吉
- 略歴
- 〈天野祐吉〉1933年東京都生まれ。創元社,博報堂などを経て『広告批評』を創刊。現在は同誌の発行人。著書に「広告みたいな話」「噓八百」「ぼくのおじいちゃんの顔」など。
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紙の本
まず人間だろう。
2001/02/25 23:50
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者は広告通で有名だが、この本を読めば、なかなかの人間通でもあることに気づくだろう。
「男らしさも女らしさもない。人間らしさだけが問題なのだという普通のことにさえ、僕たちにはまだ普通のことになっていないのだ」
ああ、この言葉。性差別をする人間や、過激すぎて結局加害者に成りかねないフェミニストたちに聞かせてやりたい!
自分にとっての普通の日々を普通のやり方で普通に生きるという筆者。その肩の力の程良く抜けた姿勢はこの本にも生かされていて、とてもいい本だと思う。