紙の本
あたりまえのことをあたりまえに
2001/03/07 20:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:taigo - この投稿者のレビュー一覧を見る
イエローハットの創業者鍵山秀三郎の本。
あたりまえのことをあたりまえにやる、ということの難しさを本当に解っている人は、この本に感動するだろう。
これぐらいのことどうでもいいや。そう思うとき我々は、宝を得るチャンスをドブに捨てているのである。あたりまえのことをあたりまえにやる。これさえできていれば、人間どこに行っても成功できる。
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今まで、人のやっていない特別な何かを見つけることばかりに目を向けていたが、実は身の回りにある何でもないことの方が重要なんだと気付かされました。
とにかく一つ事を積み上げていくことの大切さを噛締めながら読みました。
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「百萬典経 日下の灯」。知識は使い方を知らないと意味が無い。今得ている知識をどう使うか、実践していくかが重要である。実践とは、平凡なことを非凡に努力することである。
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日々の生活を考えさせれる一冊です。
おかけで、靴をそろえたり、何事も地道に丁寧の行う習慣が芽生えてきました。
ほんの内容はいたってシンプルです。
つねに周りに人に思いやりを持ち、小さいことでもこつこつと継続していくこと。それらの小さい積み重ねが大きな力、変化につながる。非常に短い本なので2〜3時間で読めてしまいます。
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イエローハットの元社長の
凡に徹する大切さを教えてくれた本です。
自分が正しいことをやっているなら
「コイツ、アホちゃうか?」
なんて思われたっていいんだ。
こういう風にいいたい人は世の中にたくさんいる。
そういう世論に屈する必要はない。
正しいことを「し続ける」ことで「気付き」の力がつき、物事の真理が見えてくる。
そんな光が見える生き方指南書です。
星6つ☆☆☆☆☆☆
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浄化されました。道徳の時間に読まされたらケッって言ってたかもしれないけど。最後の、上場時の株価のくだりはたまげた。ありえない。すごい、凄すぎる。
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イエローハット社長鍵山さんの本。
書いてあることは
『当たり前をきちんとやる』
ということ。
具体的には、
・朝起きたら、布団をたたむ
・玄関では、全員の靴を揃えるetc
どうしても疎かにしてしまいがちですが、忘れてはいけないことです。
このような細かい積み重ねことが大切なのだと思います。
以下、学んだこと
*******
○日常で気をつけること
・ごはんを食べた後は、必ず水を張る
・帰ったら、くとを揃える、自分のものだけでなく、家族のものも揃える、よそへ行っても揃える
○成果を上げられる人Aと上げられない人Bの違い
”無駄が多い”
→Bのほうが長い時間休まないで働いている。
⇒Bにならないためには『気づく人になる』
○気づく人とは
1.掃除を徹底してやる
2.いつも人を喜ばす
1について
・自分のものを置いて、まず相手のものからキレイにする
・「みんなでやろう」ではなく、まず一人でコツコツやる
・いつも同じ時間をかけて、同じ範囲だけやっていてはダメ
→同じ時間だったら、それが広がっていき、同じ場所だったら、時間が縮むように工夫する
2.について
・いつも何にでも感謝の気持ちを持つ
○人間の喜びで最たるもの
『人に頼りにされ、人にあてにされること』
○心得
・教えるのではなく、学ぶ
・あら探しをしない
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平凡を非凡に努める。
:義務でない事をどれだけ打算なくできるか。
:いつも人を喜ばすこと。
:百萬典経 日下の灯
ここに成功の鍵が隠されています。
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読めば読むほど頭が下がる本である。誰でもが簡単にできる便所掃除。それができない。汚い場所をきれいにする、その手を動かしている最中に頭はいろいろなことを考え、思いを巡らし、目や耳、そして心が敏感になるに違いない。多くの葛藤を乗り越えてこそと到達する世界、未だ見たこともない心の世界。踏み出さねばなるまい。
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鍵山秀三郎氏の大切にしている
「縁」を大切にするための
「気づく人」になる方法
そして、
それを貫くための「凡事徹底」という理念。
が紹介されているように思う。
「凡事徹底」とは、
簡単なこと、単純なこと、単調なことをおろそかにしない。
それを徹底して行うことで差をつけるという考え方。
逆に、行き詰まる人とは、一つのことを掘り下げないで、人と同じことをするからだと言っている。
今、自分にある与えられたものを最大限に生かすことを考える。(そのためには気づける人になる必要がある)
「気づく人になる方法」とは、
・微差を追及し続ける
・人を喜ばすこと
それを行っているうちに、
無駄はどこにあるのか
自分のやっていることが人との関係においてどうなのか
この人のためにどうしたらよいか
などに気づけるようになる。
清掃などは、この凡事の一つとしてなりえる。
自分のやっている掃除の範囲の広さが自分の人格の深さに比例するとも言われる。
(自分の義務でないことをどれだけできるかも人格の深さに比例する)
整理・整頓は、能率効率を高め、清掃・清潔は仕事の質をよくする効果もある。
しかし、関わるに当たっても打算だと、
打算があったら続かないし、卑しく見えてしまうので注意。
「合理化という障害」について
合理化は、自分にとって不都合なことを人に押し付け、自分の中で効率化を図ることのようになっているが、
自分にとって不都合なことは、他人にとっても不都合なこと。
思いやりに欠けた行為である。この行為をすることは、短期的に合理的でも、それ以上の不合理になって自分に返ってくる。
「縁」について
知識・技能を持つのも大事だが、いい人といい関わりを持つことはそれ以上に大事。
悪い縁は、切ろうと思っても強くなる。良い縁は、放っておくと薄くなっていく。
悪い縁は、後ろから忍び寄ってきて逃れなれない。良い縁は、前から堂々とやってくるが、それに気付けるか、つなげられるかは自分次第。
「縁の作りかた」について
感謝の気持ちを持っているか。
素直な気持ちを持っているか。
素直は次元の低いことではない。逆に次元の高いことだ。
素直さ、感謝がなければ良い縁は作られない。
縁をつなぐことにおいて、人間のひたむきな姿を勝るものはない。
他にも、
当たり前のことを当たり前にやり続ける意味として、
「まずは自分のほうがきちっとする」自分の自信のない言葉は、相手にも通じないから。
や、
あー新しい視点だと思ったのは、
「どんな組織でも2割はいらない従業員がいると言われていることが多いそうですが、しかしだからと言ってその人たちを切る。すると100%優秀な組織になったはずなのに、その中に2割の貢献しない人達がまた出てくるのではないでしょうか。貢献しないと思われている人は弱者ですよね。そういう弱者がいる���らこそ、みなががんばれるということあるんじゃないでしょうか」
というもの。
2割の人がいて、8割の人が頑張れる。2割の人がどの分野においても固定されているのはよくないけれど、集団というのは、こういう存在があって回っていく、成長していくステップがあるということは頭の中に入れていて良いのではと思った。
この本との出会いにも感謝。
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素晴らしい本に出合えた。鍵山秀三郎先生の書かれた本を前から読んでみたいと思っていたが、結局手に取ることなく今に至ってしまった。
今回読んでみて、「もっと早く読んでいれば・・・。」と後悔した。
「凡事徹底」とはごく当たり前のことを徹底的に続けるということである。
鍵山先生の素晴らしさはその人間性であると強く感じた。成功していながらこの本に何度となく鍵山先生の謙虚な姿勢をお見受けすることができたことか。株式上場の話やフランチャイズのロイヤリティの話等、経営のやり方にもそのお人柄が現れている。
日本が世界に誇る野球選手イチローが言っていたことが僕は非常に印象に残っている。
「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」
という言葉である。
この言葉を一言で表すならばまさしく「凡事徹底」ということだろう。
偉大な人たちは皆小さなことをコツコツと続けて(もちろんそれだけではないと思うが)誰もが到達し得なかった場所や誰もが行けるとは考えすらしなかった場所にたどり着いた。
このことを考えても凡事を徹底するということがいかに難しいか、ということを表していると思う。
今までの生活を振り返ると、その場ではやる気になって直ぐに実行してみるが、いつの間にかやめてしまったということが何度もあった。
「どうせ」という言葉は使わないようにして、これを機にできる事から始めていきたい。
「凡事徹底」に出合えて本当に良かったです。
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イエローハットの創業者で「掃除」で有名になった方ですが、「掃除何かして本当に会社が伸びるんですか?」との疑問に対し、「悪くなった会社で掃除が行き届いていた会社は一社もありません」と断言されていました。
掃除する=事業がうまくいくのような単純なものでなく、事業がうまくいかないの一つの要素に掃除が出来ていないこともあるということなのだなと改めて理解できました。
整理整頓は仕事の質の効率のアップにやるもの、清潔・清掃は仕事の質をアップするためにするとの言葉を胸にとどめておきたいと思いました。
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toppointを見て購入。著者はイエローハットの創始者。「当たり前のことを当たり前のようにやる」を座右の銘にしている自分だが、これを上回る「平凡を非凡に努める」といった内容。世の中に貢献したり成果を出すには簡単/単純なことを極め、微差の積み重ねが重要である。そしていい縁を作ること。感動/感謝がいい縁を作り、そのためには「よく気づく人」にならなければならない。気づく人になる有効な手段が、掃除を徹底することといつも人を喜ばせることであると述べられている。スキル/知識/ロジックだけ身につけて仕事ができているフリをしているようじゃ駄目と思わさせられる一冊。自分の座右の銘を昇華させるために、自分のバイブルの1つにしたい。
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凡事徹底。
平凡なことを、当たり前のことを徹底することで当たり前の人間ではなくなる。
イエローハット創始者鍵山秀三郎さんの一冊。
本のボリュームは160ページ余り。
だが、質の重みは心にずっしりとくる。
こういう成功者のお話は、聞いていて(読んでいて)心地がいい。
というのは、おそらくこの本を書かれるにあたって、何も特別なリサーチや下準備をされていないであろうからだ。
つまり、もし普段、ぱっと鍵山氏にお会いして、喫茶店でコーヒーでも飲みながら、掃除とは、とか感謝って大切ですよね、なんて話題を振ったら、きっと著書のような話をしてくれるのだろう。
いい意味で気取りがなく、本当に普段から実践、意識されていることを文字にした、という一冊だ。
それが伝わってくるので、ここに書かれていることをしっかり心にとめて、私自身、人間的成長に日々精進したいと思われれる。
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・今あるもの、今与えられているものの命、そのものの持っている価値を見出して、その価値に相応しい売り方、扱い方をすること
・微差を追求すること。ほんのわずかの差を繰り返し実行すること。
・「人を喜ばす」こと。
・人が見過ごしたり、見捨ててきたものを徹底的に拾い上げ、それを大切にするkと。(履物を揃える、布団をたたむ、食器を運ぶ)
・「良樹細根」。根が深く広くはっていれば、必ず良い木になる。
・利益より社風をよくすること
・沢山勉強し、本を読んでも、実行しなければ意味がない
・放っておくと、良い縁は薄くなり、悪い縁は強くなる
・感謝の気持ちのない人には、絶対によい縁ができない
・人の喜びで最たるものは、人に頼りにされ、人にあてにされること
・よく気づく人になること。そのために整理・整頓・清掃・清潔・躾と、人を喜ばせること。
・倒産した会社で、綺麗に整然・清掃が行き届いていた会社はない。
・お客様に卑屈にならないかわりに、メーカー・仕入先にも尊大な態度はとらない。どちらにも同じ態度で接すること。