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紙の本
女性のゲイ捜査官、誕生
2001/09/13 11:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、ミステリー小説にはさまざまな探偵や刑事が誕生しているが、とうとうレズビアン捜査官が登場した。
この本は’94年のエドガー・アラン・ポー賞をを受賞した作品で、ミステリー小説として大変楽しめる。ミステリーがシリーズ化されるには、魅力ある脇役の存在が不可欠だが、「捜査官ケイト」に登場する人物はその期待を裏切らない。主役のケイトをはじめ、恋人のリー、サンフランシスコ市警の捜査官アル・ホーキンなどなど。最初は新任のケイトをパートナーにあてがわれ、うんざりしていたベテランのホーキンだったが、1つの事件を追いかけていくうちに、いつしか二人には強い絆が生まれていく。
そして、あることがきっかけで、自分の恋人が同性であることをカミングアウトすることになった。一見、頭が固そうで偏見の塊のようなホーキンだが、ケイトのことを知るにつれ、いつしかケイトの一番の理解者になっていくのだった。