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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 14件
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  • カテゴリ:中学生
  • 発行年月:1995.10
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/343p
  • 利用対象:中学生
  • ISBN:4-06-265401-6

紙の本

ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷 (メニム一家の物語)

著者 シルヴィア・ウォー (作),こだま ともこ (訳),佐竹 美保 (絵)

【ガーディアン賞(1994年度)】ケイトおばあさんが縫いあげた等身大の見事な人形一家、メニム一家に舞いこんだ一通の手紙。屋敷の主として人間同様に暮らす愛すべき家族の物語。...

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ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷 (メニム一家の物語)

税込 1,708 15pt

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商品説明

【ガーディアン賞(1994年度)】ケイトおばあさんが縫いあげた等身大の見事な人形一家、メニム一家に舞いこんだ一通の手紙。屋敷の主として人間同様に暮らす愛すべき家族の物語。家族の愛と絆をユーモア豊かに描く感動の秀作。【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

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紙の本

世を忍んで暮らす不思議な家族は、布でできた人形だった

2000/07/28 19:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木村由利子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ある都市の郊外に、1軒の屋敷があった。住人はおじいちゃん、おばあちゃん、息子夫婦、子供たち5人の大家族。ありがちなホームドラマのようだが、良く見ると彼等は、ぜんぜんありがちな人々ではなかった。なんと全員が、等身大の布人形だったのだ!

 ボタンの目に、パンヤのつまった身体。毛糸の髪の毛、刺繍の唇。しかし彼等は動き、しゃべる。感覚はないが、感情は備えている。ただし人形は育たない。老けない。おじいちゃんは生命を得たときからおじいちゃんだし、末っ子の赤ちゃんは、いつまでたっても1歳未満のまま。彼等はそんな生活を、なんと40年も続けてきたのだ。

 彼等がどうしてこんな風になったかはわからない。確かなのは、今は亡き屋敷の主、ケイト・ペンショウの手になる作品であることだけ。とにかくある日、人形たちに生命が吹き込まれ、家族として生き始める。彼等は頭に、実際はあるはずのない過去の記憶を持っている。記憶の中で、彼等は生まれ、育ち、(大人の人形は)恋をして結婚し、子供を育ててきたのだ。毎日が盛大な「ごっこ」遊びに満ちている。家族は毎日「つもり」の食事をし、「つもり」の思い出話をしながら「つもり」のお茶をのむ。自分が布の人形だと自覚し、「つもり」遊びにのれない青い皮膚の長男スービーだけは、家族を皮肉な目で見ている。彼には「つもり」は茶番としか思えない。

 だがある日、とんでもない手紙が舞い込む。屋敷の家主が亡くなり、相続をしたその甥が、オーストラリアから訪ねてくるというのだ。世間から見事に姿を隠し、生き続けてきた家族は狼狽する。甥を来させないために策略を巡らせ、危機を回避しようとする。おじいちゃんの信頼厚く、外の世界にも慣れた14歳のアップルビーは、嘘の手紙で甥を翻弄する。ところがところがひょんなことから、甥など存在せず、全てがアップルビーの創作だったことがばれてしまう。責められた彼女は家を飛び出す‥‥。

 不老不死の不幸を、こんなに具体的に書いた物語はない。彼等は外見だけでなく、内面も年を取らない。思春期を永遠に繰り返す苦痛はいかばかりだろう。誰よりも「つもり」にたけたアップルビーが、「つもり」を暴走させて自滅の道をたどったのも、無理はあるまい。そして彼女を救い出したのが、クールで融通のきかないスービーだったのも、当然と言える。そして彼等は再び、永遠のくびきとともに——でも少しだけ心を風通しよくして——生きていくのだ。

 早く読み終えたくて、でも読み終えるのが惜しくなる、久方ぶりの大ヒット。人形ものは、イギリスにかぎる。国産のイラストも、少しもお話に負けていない。物語に出会う幸せを経験したい人は、ぜひ!

(木村由利子/翻訳家)

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2007/10/07 02:36

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2009/06/25 16:46

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