「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:小学生
- 発行年月:1995.11
- 出版社: 富山房
- サイズ:19cm/255p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-572-00467-6
紙の本
小さな魚 改訂新版
【ボストングローブ・ホーンブック賞フィクションと詩部門(1967年度)】【日本翻訳文化賞(第41回)】第2次世界大戦末期の荒れはてたイタリアを舞台に、孤児グイドら「小さな...
小さな魚 改訂新版
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【ボストングローブ・ホーンブック賞フィクションと詩部門(1967年度)】【日本翻訳文化賞(第41回)】第2次世界大戦末期の荒れはてたイタリアを舞台に、孤児グイドら「小さな魚」たちがたくましく生きていく姿を描く。1969年刊の改訂新版。’70年度第16回課題図書に選ばれた戦争児童文学の傑作。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
著者/著名人のレビュー
「戦争のこと話してよ...
ジュンク堂
「戦争のこと話してよ。戦争ってどんなものだったの?」と、子どもが父親にたずねる。父親は思い出そうとして遠くを見る。
父親はいろいろな顔を思い浮かべる。若いころの友人たちの顔だ。みんな「戦争ってどんなものだったの?」ときく子どもをもつこともなく、戦死してしまった。「ひどいものだったよ」と、父親は考えたすえにいう。そういってから、父親はやさしい人なので、戦争中の自分の身におこったことを、ユーモアをこめて子どもに語る。どんなに悲惨なときでさえ、人間は笑いを失ってはならないものだと思っていたからだ。
本書は、1943年に、3人の子どもが、ナポリからカッシノまで放浪した物語である。これは戦争をとおして人間の心やたましいのなかにきざみこまれた、おそろしい話であり、不幸な話であり、また歴史にふくまれている教訓でもある。
「戦争ってどんなものだったの?」という質問に、かつて戦争をした大部分のおとなたちは答えていないが、わたしは、この物語が答えになることを願っている。(「まえがき」より)
〈第16回課題図書〉
出版ダイジェスト:2003年8月
テーマ『テロ、イラク戦争、有事法制…平和への道につなげたい』より