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日本推理作家協会賞受賞作全集 27 日本沈没 上 (双葉文庫)
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紙の本
沈没に至るまで
2002/04/09 08:58
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF小説の傑作。しかし、何でこれが「日本推理作家協会賞」を受賞してるの? ちょっと不思議。ま、それはともかく、さすがに高い評価を受けている作品だけあって、いま読んでもそこそこ楽しめる。ただちょっと勘違いしていたところがあって、てっきり「日本沈没」してからの話だと思ってたら、「日本沈没」するまでの話だった。沈没に至るまでの日本人たちのパニックが描かれる。つまり沈没することはわかっているので(タイトルだからね)、意外な展開とかはない。そこに収束するまでの過程が描かれるのみ。エンターテインメント要素は少なく、どうやって日本を沈没させるのか、というSFテーマで読ませる。
僕はSFはあまり読まないので、その辺の評価はわからないけど、それでも結構楽しめた。「日本論」あるいは「日本民族論」としても興味深い。
紙の本
ベストセラー
2001/07/08 11:13
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:花梨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会現象を巻き起こした大ベストセラーだそうです。数億年かかる地殻変動が数年で起こったら、という思考実験のもと、日本列島の壊滅をリアルな筆致で描いたパニック小説として、その迫力は減じてはいない様です。文化論、文明論としても読めますが、これらの点については、小松さんの他のSF作品に、さらに良いものがあると思います。