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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.3
  • 出版社: どうぶつ社
  • サイズ:20cm/182p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88622-296-1

紙の本

町のなかで自然に暮らそう 武蔵野からの便り

著者 上条 滝子 (著)

花を描く、鳥の観察、公園で遊んだり、季節折々の味を楽しんだり…。武蔵野の町の中で暮らす著者が、20年にわたって過ごしてきた自然にふれあう生活を、細やかな視点でつづる。イラ...

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町のなかで自然に暮らそう 武蔵野からの便り

税込 1,650 15pt

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商品説明

花を描く、鳥の観察、公園で遊んだり、季節折々の味を楽しんだり…。武蔵野の町の中で暮らす著者が、20年にわたって過ごしてきた自然にふれあう生活を、細やかな視点でつづる。イラストや自筆の原稿でナチュラルな本。再刊。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

上条 滝子

略歴
〈上条滝子〉1943年東京都生まれ。イラストレーター。エッセイも手がける。作品に「森のネズミ」シリーズ、「おいしいものつくろう」など。

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紙の本

日常の中の四季

2001/09/13 14:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岡埜謙一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 全ページが手書きの文章とイラストという、いわば文章量の多い画文集といった趣のある本だ。上條さんはイラストレーターが本業で、カバーも本文もすべて自身で描かれたイラストだ。東京都下の武蔵野市に暮らす上條さんの、四季折々の日常生活をイラスト入りエッセイ風に綴っている本であるが、後書きによると以前「じゃこめてい出版」というところから出されたものの再版らしい。書かれている内容もいまから10年以上前のことになるのだが、歳月のギャップはまったく気にならないし、内容にいささかも影響を与えるものではない。武蔵野市も近年住宅が密集してきたが、それでも井の頭公園や玉川上水もその頃と変わらず、まだいくらかは武蔵野の面影を残している土地だ。
 もっとも上條さん一家が住んでいるのは、町はずれの木々に囲まれた一軒家などではない。住宅密集地にあるマンションの上階だ。環境としてはむしろ自然から遠のいた場所といってもいい。だからなおさら「ますます町の中で出会った自然に心を強く惹かれるようになった」という。同じ東京に住んでいる身としては、この言葉はとても実感がある。住まいこそ武蔵野市よりもっと奥だが、毎日都心に通勤してそちらにいる時間の方が長い私にとって、自然を目にしたり四季の変化を感じることに貪欲になるのだ。それは何も特別な出来事や事物に対してではない。何気ない植物や渡り鳥の姿といった、気にとめていなければ見逃してしまうような、ごくありふれたものたちだ。
 上條さんがこの本の中で出会ったものも、そういった本当に日常的なものや出来事である。近所の道で目にした四季の草花であったり、食卓に並んだ季節の味であったり、季節にけじめをつける家事であったり、自宅周辺の自然の様子など、その気になれば誰でも見られる、感じ取れることばかりだ。あまりに日常的であるが故に誰もが見過ごしてしまい、すぐに忘れてしまう出来事や事物を、上條さんは飾り気のない文章と素敵なイラストで再現してくれたのである。あっと驚くような事件や非日常的な出来事などはひとつも出てこないが、いつのまにか上條さんのペースに引き込まれてしまい、思い当たることが多いのでつい自分の体験のような気になってしまうし、モノクロのイラストに鮮やかな色彩を感じるのだ。
 ところで本書のような手書き文字というと、たいてい読んでいて疲れることが多いが、この本は意外にすらすら読めてしまう。それは文章の読みやすさだけじゃない。上條さんの文字がいい。はっきりいって、じょうずな字ではないし(ただし私よりははるかにじょうず)、ところどころ文字の大きさにむらがある。それがいいのだ。これがもし、最初から最後まできっちり揃ったきれいな文字や、謄写版文字のような字体で書かれていたら、まず途中で投げ出したくなるだろう。そういう字を書く人とはお近づきになりたくないと思う。この手書き文字には上條さんの人柄がよく出ていて、文章にも親しみやすい。最初に「自然に暮らそう」というタイトルを見たときは、なぜ「自然と暮らそう」じゃないのかと思ったが、読み終わって納得がいった。自然に暮らすということは、できそうでなかなかできないことだ。読んだ後ちょっと気分が豊かになれる、そんな一冊だ。

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