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歓びの娘 (集英社文庫 鑑定医シャルル)
歓びの娘 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)
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紙の本
家庭は恐ろしい 2
2017/01/23 22:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Luna - この投稿者のレビュー一覧を見る
全3作に共通するテーマは家庭の恐ろしさ。
この「歓びの娘」は、横暴な父に振り回された子供たちが対峙する悲愴な事実が話の核。
読み進めていくと次第に父親像にしっくりこなくなるが、真に子供たちを潰していたのは別の人間だったということで腑に落ちた。
クライマックスはコントのように思えるが、実際にああいう人はいるのだろう。
ただの我侭とされそうだが、増長しやすい性質の人間が最大限に甘やかされる環境に育つとこうなるのだという好例だ。
紙の本
娼館モノ?
2002/04/05 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マロウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
娼館モノ?と思いきや、まったく違うとはいえませんが、娼婦のお話はメインではありませんでした。バラバラ殺人から始まって最期は偏執狂…。単語で並べるとかなり酷い感じがしますね(汗)。
主人公シャルルの過去が垣間見られるのでシャルルファンには必読の一冊です。シャルルには薔薇が良く似合う、ってことで(笑)。オススメ♪