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紙の本
野生のうたが聞こえる (講談社学術文庫)
〔「野性のうたが聞こえる」(森林書房 1986年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
野生のうたが聞こえる (講談社学術文庫)
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生き生きとした描写で環境問題を語る
2003/10/26 12:32
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投稿者:てっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この、環境問題のバイブルともいえる著書は、実に表現豊かな著者自身の経験・観察からなる随筆から始まる。そこには人はいったい何を見、聞き、目指してきたのかを痛切に風刺した表現が見られるが、随筆集として読んでも十分に楽しめるのではないかと言うほど豊かな感性で描かれた自然の世界へと案内してくれる。
そして、第3部でかの有名な土地倫理(ランド・エシック)へと導入されていくのである。
これは、自然・環境問題に興味のある学生・大人はもちろん、ありふれた“自然を大切に”といったスローガンにうんざりしているような人達にも是非読んで欲しい一冊である。きっと新鮮な感覚を覚え、これまでと違った世界への入り口が見えるかもしれない。