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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.4
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川ホラー文庫
  • サイズ:15cm/349p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-188004-1
文庫

紙の本

ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)

著者 小池 真理子 (ほか著)

〔「絆」(1996年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

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ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)

税込 692 6pt

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収録作品一覧

生きがい 小池真理子 著 5-28
ナイトダイビング 鈴木光司 著 29-58
小羊 篠田節子 著 59-106

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みんなのレビュー18件

みんなの評価3.0

評価内訳

紙の本

豪華な執筆陣

2002/07/12 13:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:scarecrow - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「リング」の鈴木光司、「パラサイト・イヴ」の瀬名秀明、
「墓地を見おろす家」の小池真理子、etc…と
豪華な作家陣によるホラー(?)短編集。
内容は他の短編集の類に洩れず、作品別の完成度が
バラバラなので総合評価は★三つとしました。
 が、遅筆なことで有名な瀬名秀明氏の作品が入ってることに注目。
しかも彼の作品「Gene」は短編ながらも特長が良く出ており、
なかなか読ませてくれる良作となっております。
つまり、瀬名秀明のファンならそれだけで買いです。
また、小林泰三氏のファンの方は「兆」が
収録されている事にも注目して欲しい。
というのも、「兆」は小林泰三の作品の多くに出てきている
謎の存在なのだが、それの原点がここにあります。
 本書は誰にでも手放しで薦められる存在ではないが、一部の
ホラー小説ファンの方にとっては非常に貴重な存在と言えると思う。

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紙の本

小林泰三氏の作品が好きな人におすすめ!

2003/01/29 06:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akizawa - この投稿者のレビュー一覧を見る

小林泰三氏の作品が好きなので、買ってしまいました。
氏の作品の多くは、彼特有のなまなましい雰囲気が満ち溢れており、その世界感にひたっているだけでも十分に楽しめます。
この本に収録されている『兆』もそのひとつで、もし彼が、日常風景の一部を切り取って描いていても、そこは、すでに非日常の雰囲気につつまれており、気がつくと、日常そのものが不確かなものになっています。
ストーリーの展開は見事で、想像したくないほどリアルな描写が多くあらわれます。
想像力が豊かな人は、このおどろおどろしい雰囲気に飲み込まれてしまうかもしれないので気をつけてください。
『兆』に出てくる「兆」という存在は、後に氏の作品の多くに登場する人物の底辺に流れているものなので、小林泰三氏の作品が好きな人には強くおすすめします。

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2008/08/05 22:27

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2009/12/01 22:26

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2010/03/06 21:46

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2011/07/26 05:48

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2012/02/05 23:29

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