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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.7
- 出版社: 文芸春秋
- サイズ:19cm/285p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-16-354190-X
紙の本
隣家全焼
おやじたちの流行好き、「いい人」ブーム…いまそこにある破滅への火種から目をそらしてはいけない。世界唯一の消しゴム版画家と気鋭の放送作家が、苦言を呈す警世毒舌対談集。「クレ...
隣家全焼
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商品説明
おやじたちの流行好き、「いい人」ブーム…いまそこにある破滅への火種から目をそらしてはいけない。世界唯一の消しゴム版画家と気鋭の放送作家が、苦言を呈す警世毒舌対談集。「クレア」連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ナンシー関
- 略歴
- 〈ナンシー関〉1962年青森県生まれ。消しゴム版画家。コラムニスト。著書に「何もそこまで」など。
〈町山広美〉1964年生まれ。放送作家。テレビ番組の企画・構成を幅広く手掛ける。
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紙の本
火の用心
2002/07/22 16:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絵師K - この投稿者のレビュー一覧を見る
辛口コラムニストの肩書きも持つ両者が、世間のムーブメントに対して容
赦なくこき下ろす対談集の第一弾である。
出る杭が打たれるのは良くあることだが、出すぎた杭=何の疑いもなく世
間が飛びつくムーブメントは、時に不気味でさえある。冷めやすい日本人は
冷めたムーブメントの処理はほったらかしで、当時の熱くなっていた恥かし
さは洗いざらい忘れてしまうかのようだ。ムーブメントに中にあっても常に
冷静な、いや冷酷な視線を送る二人の対談はそれだけで痛快である。
ムーブメントに踊らされた隣家が全焼する様をガッツポーズで見守る姿勢
は、一概に批判できるものではないと思うゾ。