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紙の本
蓮っ葉な言葉の裏に純情が。
2001/02/07 00:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
1人で放っておけば写真が好きな文科系で温和な性格の多喜だったが、事故で入院したことから一つ留年したことや、体格もよく喧嘩も強かったことから、いわゆる不良と呼ばれ一目おかれていた多喜。
かたや、いじめがいもないと周囲で言われていた優等生の綾瀬だったが、まるで校内の綾瀬とは違う綾瀬を街で見かけた多喜は、援交をしているという綾瀬の別の顔を知ってしまう。
そんなショッキングな出だしだが、綾瀬の行動は援交をするような面があるにもかかわらず、気持ちはすごく純情で多喜の前で強がるところや、過去の辛い失恋から多喜とのことも臆病になったりするところが可愛いかったりせつなかったり。
それに、実は喧嘩が多喜より強いという綾瀬は可愛いしカッコイイ。
そんな見た目を裏切る綾瀬に、さすが留年しているだけあって(笑)いろいろ悟った多喜のかける言葉や行動が、また作品のよさに輪をかけていた。