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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.8
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 SF
  • サイズ:16cm/463p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-011243-1
文庫

紙の本

極微機械ボーア・メイカー (ハヤカワ文庫 SF)

著者 リンダ・ナガタ (著),中原 尚哉 (訳)

極微機械ボーア・メイカー (ハヤカワ文庫 SF)

税込 902 8pt

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

新技術も社会の矛盾の前には無力なのでしょうか?

2005/09/28 00:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在、極微機械(ナノマシン)は最も注目されている科学技術ですが、
実用化され一般化される時の問題点も少なからず存在します。
その問題点の1つを扱った作品です。

軌道エレベータが一般化しナノマシンが普及した時代、ナノマシンによって
身体を改変し科学技術のあり方も変わってしまった世界が舞台です。
脳内に情報用の新しい器官を作り五感をシュミレートして再構成することで
情報を統合管理しています。
ナノテクノロジー(極微分子技術)によって作られたナノマシンは用途によって
メイカー、ウィルスなどと呼ばれています。
兵器である攻撃メイカー、テロリスト・メイカー、偵察メイカー、防衛メイカー、
改変ウィルス、行動修正ウィルス、人格導入ウィルスなどなど、、、。

これらのナノマシンの中でも最強といえるのが、ボーアが作ったボーア・メイカーです。
通常のナノマシンは用途に合わせた単機能でしかありません。
ボーア・メイカーは脅威的な自己再生、自己プログラミングを行う能力を持っていて
人間の知能を超えた分析能力や適応力、把握力を発揮します。
通常のナノマシンがパソコンなら、ボーア・メイカーは超大型コンピュターに
開発チームと観測チームとメンテチーム、製造工場などが合わさった感じでしょうか。

ボーア・メイカーに寄生された(と言えるのかな?)宿主の望みや状況に応じて
意識、知識、知能までも拡大し、すべての物質を再構成し、情報を分析し、全てを改変します。
1歩間違えばファンタジー的な何でもありの展開になりそうな設定です。

この作品の主題は科学技術の内包する危うさによるドラマです。
進歩はどこまで進むのか?どこまで進むのが適正なのか?
開発者や研究者の思惑を超えた科学は危険なのか?
もしコントロールできない科学があればその存在意義は?
このような科学技術の問題点をナノマシンという切り口で「持つ者」「持たざる者」の格差、
保守と革新の対立、管理する側の傲慢さなどを絡めて劇的に描き出しています。
ナノマシンが作り出す魔法のような効果を楽しむも良し、登場人物たちの成長を楽しむも良し、
いろいろな読み方の可能な面白い作品になっています。

作者のナガタという姓ですが、本人は日本人でもなく日系人でもなく、
単にダンナさんが日系人というものです。
元来は動物学博士なんですが現在は主婦兼作家のようです。
主婦であり母親である側面は、主人公のフォージタが家族や周囲に向ける愛情や優しさに感じられます。
複雑なストーリーをサクサクと展開し、安直な物語にならないのは作者の実力でしょうね。
派手さは無いものの登場人物たちの言動や物語の展開に読み応えを感じます。

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紙の本

魔法と科学のナノテクノロジー

2001/06/09 09:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:seimei - この投稿者のレビュー一覧を見る

 天才分子デザイナーが創った分子機械ボーアメイカーは、適応性人工知能を持ち、宿主の肉体、人の精神、肉体を自由に改変できるナノマシンである。ボーアメイカーが盗み出され、偶然、地球に住む貧民街の少女フォージタのものとなる。そして、ボーアメイカーに脅威を感じる連邦警察との追跡劇が始まった。

 ナノ(10億分の一)メートル単位の世界で機能する分子機械を用いて、原子や分子を自在に組み替えるナノテクノロジーを主題に、人の個としての変化を望む人々と、その思惑を超えた人類としての種の進化を描いた作品といえます。といっても、ハードSFではなく、技術水準が低く、知識の無い貧民街の、違法なメイカーによって体を変化させられた少女フォージタたちの視点による魔法としてのナノテクノロジーと、違法に製造され、死期が迫っている人造人間ニッコーが求める科学としてのナノテクノロジーの側面を描写しており、その対比と、ナノテクをめぐる逃避行が主に描かれています。物造形に少々難があり、それほど共感を持って物語を読み勧められないという欠点もありますがそれを抜きにしてもネット世界の描写、個人の脳にすえつけられた枢房という設定のアイディアは優れていて読ませます。とても可能性も感じさせてくれました。

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2006/10/13 15:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/03/30 11:14

投稿元:ブクログ

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