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魔法戦士リウイ 1 (富士見ファンタジア文庫)
魔法戦士リウイ1
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紙の本
冒険者デビュー!
2001/11/25 23:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔法戦士リウイシリーズ第1作。
既刊の「剣の国の魔法戦士」の前夜作的な位置付けで、主人公リウイが掛けだし冒険者として奮闘する、というのが主な内容。
1巻では、主人公・リウイが正魔術師の資格を得るところから始まる。しかし、物語の序盤の時点で、リウイが自分が魔術師をやっている事に不満・疑問を持っている様子が伺える。
巨躯の持ち主であるリウイ、それこそ、魔術師というよりも戦士といった感がある彼だが、周りの人間が印象を受ける以上に、リウイ自身がその矛盾のようなものを抱えている様である。そんな彼に、転機を与えたのが、本作品ではおなじみの3人娘だ。
3人で冒険者のパーティーを組む彼女たちは、それぞれ、男性に対して複雑な感情を持っている。そんな中に、ガタイはデカイが職種は魔術師。男嫌いの彼女たちの中で、唯一の男で、しかも、「女殺し」である主人公が混ざる事になるから、さあ大変。
リウイを追い出そうにも、マイリーの神官であるメリッサが「リウイに仕えよ」という天啓を受けているから、それも出来ない。何とかしたいけど、なんともならない。そんなやるせない状況が彼女たちを襲う。
そして、リウイの側にすると、冒険者になるチャンスを与えられたものの、その仲間である彼女達には眼の敵にされ、と受難の日々が続く事になる。
内容的には、上記の通り、リウイが冒険者の仲間入りをする話から、彼が初めて冒険者としての依頼をこなす話(「閉ざされた扉の向こう」)と続き、冒険者としてのステップアップしていく。この巻で一番印象深いのは、やはり、リウイがメリッサの許嫁と決闘し、勝利するという話だろう。これが元で、メリッサが主人公を「勇者」として認めることになるので、物語的にもある意味ターニングポイントといえるだろう。
第1巻から見所が多い作品だが、「剣の国の〜」に見られるようなリウイと仲間達との連携は、当然ない。これから、冒険者仲間としては冷えきっている関係をどう変えていくのか、要注目。
紙の本
アニメになりました
2001/11/09 17:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
水野良が放つファンタジーシリーズ第一作。実はこれに先行して『剣の国の魔法戦士』『湖岸の国の魔法戦士』の二冊が発刊されているが、その前日談的なシリーズなので、ここから初めても問題ない(『剣の国の魔法戦士』と『湖岸の国の魔法戦士』はそれぞれリニューアルされて発売中です)。
魔法使いのくせにめちゃめちゃマッチョな戦士タイプの男リウイが、諸々の事情によって女性三人組の冒険者たちの仲間になる「魔術師ギルドの異端児」。
リウイが意気揚々と初仕事に向かう「閉ざされた扉の向こう」。
リウイが、魔法使いのくせに大事な杖を折ってしまった(それもゴブリンの頭を殴って)ため、新しい杖の材料を手に入れるため四人で森に向かうことになる「折れた杖」。
森でエルフに捕まってえらい目に遭う(というより引き起こす)「争いの森」。
リウイが勇者であるという神の啓示を受け、リウイが仲間になる原因となったメリッサ。彼女の婚約者コンラッドが、故郷からはるばる追いかけてきて、不本意ながらメリッサが使えているリウイと対決することになる「それは愛ゆえに」。
以上五本を収録。
業界では超有名人・横田守の描くイラストが、ちょっぴりアダルトチックで超美麗。