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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:1998.10
- 出版社: セーラー出版
- サイズ:28cm/1冊
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-88330-129-X
紙の本
森の大きな女の子
著者 レナーテ・ゼーリッヒ (絵),エヴェリン・ハスラー (文),服部 いつみ (訳)
むかし、大きな大きな女の子がおりました。人々をびっくりさせないようにと、森の入り口にひとりぼっちで住んでいました。人々との交流や恋に憧れながら果たせないでいた女の子に、カ...
森の大きな女の子
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商品説明
むかし、大きな大きな女の子がおりました。人々をびっくりさせないようにと、森の入り口にひとりぼっちで住んでいました。人々との交流や恋に憧れながら果たせないでいた女の子に、カーニバルの日、転機が訪れます。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
レナーテ・ゼーリッヒ
- 略歴
- 〈ゼーリッヒ〉1937年ドイツ生まれ。数多くの絵本・児童書を手がけている。
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今持っているものを大切に…
2002/10/09 02:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きな大きな女の子は、みんなをびっくりさせないように、森の奥に一人でくらしていました。
ある日、近くに若い森番が小屋を建て、暮らし始めます。
窓越しの交流が続き、やがて森番は女の子がとても大きいこと、そして女の子がそれを気にして外に出ないのだと言う事に気がつきました。
カーニバルには大男や妖精や魔女に仮装した人々が集まるんですよ、と森番は女の子を誘い、大女に仮装(実はそのままなんですが)した彼女を外に連れ出します。
でも、途中で仮装でなく本物の「大女」だということがみんなにバレてしまい、女の子は悲しむのですが…。
私自身も大人になるまではコンプレックスのかたまりで、ひたすら「目立たないよう」に生きてきたような気がするのですが、この絵本を読むと、救われる気がします。
人間は、ひとりひとり違っていて良いんですよね。
ないものねだりをするより、今持っているものを大切にして、自信を持って生きてゆけば、きっと目の前が開けてくるんじゃないかな。