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商品説明
デフレ泥沼にはまり込んだ日本経済に再生はあるか。ゼロ・インフレの時代をどう生きるか。景気の先行きから金融早期健全化法の効果まで、99年の日本経済をズバリ解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
高橋 乗宣
- 略歴
- 〈高橋乗宣〉1940年広島県生まれ。東京教育大学大学院博士課程修了。大学講師を経て、現在、三菱総合研究所研究理事。著書に「逆襲する日本経済」ほか多数。
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紙の本
日本の経済危機、世界の経済問題が見えたような気になれる
2000/08/17 18:12
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投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「99年は最も暗いトンネルの中」
■ <引き続き>
97年から続く、同名の経済予測の本です。著者は短期の経済予測に定評のあるおじさんで、素人にも分かりやすい明快な論理展開が売り。
貸し渋り・・・なんて言葉はつい最近ニュースなどで登場しましたが、実際にそれが多くの企業の首を絞める羽目になってきているこの頃です。
「現下の日本経済が抱える最大の問題は“銀行信用の収縮”にあることは異論がないだろう。」と言うように、金融関係の問題を丁寧に解説しているので、現状の日本経済の問題を理解するのには、なかなかいい教科書だと思います。
貸し渋りに代表される銀行信用の収縮の中、日本の経済は真っ暗なトンネルにあり、99年はその最も暗い状況となるだろうと予測。世界経済もアジアもロシアも中南米もお先真っ暗、好調に見える米経済も実は危うい状況と背中合せといいます。
経済動向の話は、難しいのですが、家計のやりくりや、庶民の財布感覚などで解説しているので、読みやすい内容になっています。日本の経済危機、世界の経済問題が見えたような気になれるのが、この本のいいところでしょうか。