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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.12
  • 出版社: 東京大学出版会
  • サイズ:20cm/290,11p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-13-010082-3
  • 国内送料無料

紙の本

意味に餓える社会

著者 ノルベルト・ボルツ (著),村上 淳一 (訳)

現実において、自明なものはもう何もない。自明性の喪失自体が、自明になっている。「生きる意味」「本来の人間性」などというものは、もうない。それでもなお、なぜわわれわれは意味...

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意味に餓える社会

税込 3,960 36pt

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商品説明

現実において、自明なものはもう何もない。自明性の喪失自体が、自明になっている。「生きる意味」「本来の人間性」などというものは、もうない。それでもなお、なぜわわれわれは意味をもとめようとするのかを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ノルベルト・ボルツ

略歴
〈ボルツ〉1953年生まれ。ベルリン自由大学で博士号取得。現在、エッセン大学コミュニケーション学講座教授。邦訳書に「批判理論の系譜学」がある。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

エンドウケンジ的:「ここではない、どこか」から「不滅の男」へ

2007/06/07 20:50

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る

 野外ロックフェスとかに。いい年をして繰り出してみて、腰がへたってきて、ふと「何が楽しくて」と我に返る。実際に目や耳に飛び込んでくるのは遠くの大画面と、でかいPAを通した「アーティストの生演奏」に過ぎない。「ここにいるみんなって?いったい?」。
 そんなことを思っていると、熱射病にかかったらしい若い野郎が、足下に大の字に寝転がっているのに気づき、予備の水と冷え冷えパックで応急処置をする。いい年こいてるから、非常用の荷物が多いのだ。「やるじゃん。チョボラ」と無精髭がイタい同行者が囁いた。
 本書の原著は1997年に書かれた。53年生まれの著者は、学生運動にはまるには少し早く生まれ、TVをはじめ、サブカルチャーにどっぷりつかり、でもアドルノに代表されるフランクフルト学派などの左寄りの読書にもはまらざるを得なかった。
 そして執筆当時はジミヘン(ジミ・ヘンドリックス:ストラトの魔術師と呼ばれた天才ギタリスト。70年オーバードーズで死亡)を知らずにテクノのレイヴに興ずる、「学生運動」なんて知らない若い世代と、「学生運動」経験を持ち、ネットを嫌悪、「自然」を愛し、「緑の党」(ドイツの環境保護政党・かなりの勢力を有し、政権にも参加)とかを支持するオヤジ世代(マスコミ、アカデミズムに多いらしい)に挟まれていただろう。
 そして彼が選んだ道は、ルーマンのシステム理論に準拠して、「複雑化」し続ける、この社会の仕組みを、ずっと「観察」することだった。例えば「TVでしか見たことがない、遠くの困っている人」に過剰に思い入れを抱くことや、苦悩自体に意味があるとして更なる苦悩をしてみせるアドルノ流のスタイルを「あきらめ」、ベンヤミンの「宗教を乗り越える資本主義」=「新しい宗教」という構図を喝破したベンヤミンに範をとり、学者として観察に徹する。そして旧来の意味の「探求」ではなく、その機能を追う。そしてコンピュータ:ネット社会を過大にも過少にも評価することを避け、冷静に分析、今後の社会において、意味を「デザイン」すること(このイメージは私には分かりづらかった)の必要性を提唱している。
 本書には「再帰性」などいくつかのマジックワードになりかねない用語が出てくるが、ちゃんと巻末に原著者によるわかりやすい用語解説集がついている。章・節の区切りも短く、ページ数の割に読みやすい。本書が法学専門家によって訳されているというのも、その読みやすさの理由の一つだろう。ルーマンとかにいきなりつっこんでいって、痛い思いをされた方におすすめしたい。
 著者は、自分のメディア経験を軽妙に織り交ぜながら、決して「グチ」はこぼさない。「同世代自慢」もしない。「倫理を押しつけないことが倫理である」ということを本書を読んであらためて感じた。
 やっぱり十万人を集めるGLAYより、四十年のキャリアを経て、一人で無人の武道館で演奏して、それを映画化する遠藤賢司が好きだし。そんな試みが、著者の言う「意味のデザイン」に繋がるような気がする。

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2004/10/01 10:09

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2010/08/24 08:54

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2011/10/09 18:02

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2018/10/18 11:15

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