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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.12
  • 出版社: 日本経済新聞社
  • サイズ:20cm/356p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-532-16284-X

紙の本

日英の間で ヒュー・コータッツィ回顧録

著者 ヒュー・コータッツィ (著),松村 耕輔 (訳)

仕事も趣味も「日本」。英国きっての日本通にして、信念を貫き通すことで知られる型破り外交官が本音で語った半生記。日本への深い愛情と歯に衣着せぬ手厳しい直言を伴った、滋味溢れ...

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日英の間で ヒュー・コータッツィ回顧録

税込 2,200 20pt

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商品説明

仕事も趣味も「日本」。英国きっての日本通にして、信念を貫き通すことで知られる型破り外交官が本音で語った半生記。日本への深い愛情と歯に衣着せぬ手厳しい直言を伴った、滋味溢れる書。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヒュー・コータッツィ

略歴
〈コータッツィ〉1924年北イングランド生まれ。ロンドン大学卒業。1980年〜84年まで在日英国大使。退官後もロンドンのジャパン・ソサエティ理事長を務めるなど、日英交流に尽力。

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紙の本

日経ビジネス1999/4/12

2000/10/26 00:17

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投稿者:石田 護 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 半世紀以上、日本とかかわってきた元駐日英国大使ヒュー・コータッツィ氏の回想録である。英外交官として先輩にあたるアーネスト・サトウ氏は明治維新前後の日本について貴重な記録を残したが、コータッツィ氏もその体験を日本の戦後史、あるいは日英外交史として価値のある本書に結晶させた。
 本書を一貫する原理原則は「道義」である。かつて氏は、英国のスエズ出兵に抗議して辞職した先輩たちに強い印象を受けた。まさに人間の道義が問われたベトナム難民受け入れを当初拒否していたサッチャー首相を、英外務省が説得した事実を私たちは軽く読み流してはなるまい。
 英国人の不当な日本批判にも氏は断固反論した。昭和天皇崩御時の英国放送協会(BBC)の番組では、元英国人捕虜から「日本人になったのか」と揶揄されたが、主張を貫いたと聞いている。それだけに氏の日本に対する厳しい発言は、友人の忠告として傾聴すべきであろう。
 ボン駐在時代のドイツでは、個人に責任はなくとも、国として過去を償う必要が意識されていた。一方、日本人は占領地の住民への責任を認めることへの抵抗が見られたと氏は言う。南京事件などの歴史を否定したり、無視する動きは重大な間違いである。英国人捕虜にも日本が思いやりを示せば、とうの昔に日本への好意が生まれていただろうと指摘する。
 対日経済外交では、優秀ではあるが視野が狭い官僚との苦闘が続いた。競争が経営効率化を促すことを理解しなかった保護行政が、貿易摩擦を激化させただけでなく、今に見る邦銀や航空会社などの競争力喪失を招いた。日本の課題は、高コスト体質の原因である過剰な規制を、どれだけ早く、効果的に緩和するかである。
 社会通念の変化や倫理教育の欠如による若者の品行の悪さ、投票率の低下が示す政治的無関心の民主主義への危険性など、氏の心配は尽きない。日本では仕事にゴルフが必要との先輩の助言には反したが、誠実かつ精力的に大使の重責を果たした。同時に家庭を大切にし、日本の芸術・文化を愛し、古地図研究やその他数々の日本関連の著書を執筆して、充実した人生を送った。日本に多い仕事人間から見ると、うらやましい限りである。氏の日英交流の功績を称え、英国政府は氏をナイトに列し、日本政府は勲一等瑞宝章を贈った。
 日本を知り尽くしているコータッツィ氏は、日本人に関する一般論は部分的にしか真実でなく、日本人も他の国の国民同様、一人ひとりが異なっていると本書を結んでいる。氏にふさわしい総括である。
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