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日本の競争政策
戦後日本の競争政策を客観的に展望・評価し、自由で公正な競争社会への制度設計を模索。将来の競争政策のあり方を問う、経済学者と法学者による本格的共同研究の成果。【「TRC M...
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商品説明
戦後日本の競争政策を客観的に展望・評価し、自由で公正な競争社会への制度設計を模索。将来の競争政策のあり方を問う、経済学者と法学者による本格的共同研究の成果。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
日本の競争政策の歴史的概観 1 | 来生新 著 | 17-44 |
---|---|---|
日本の競争政策の歴史的概観 2 | 古城誠 著 | 45-70 |
カルテル規制 | 柳川範之 著 | 71-96 |
著者紹介
後藤 晃
- 略歴
- 〈後藤〉1945年生まれ。一橋大学イノベーション研究センター教授。著書に「日本の技術革新と産業組織」ほか。
〈鈴村〉1944年生まれ。一橋大学経済研究所研究員。
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さまざまな角度から独禁法を検証しつつ,急激な経済の転換期にあるべき競争政策のあり方を問う
2000/07/17 09:17
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
" 独禁法とその執行に関する諸課題に法学,経済学両面からアプローチした本格的共同研究書。まず戦後発足した“原始独禁法""が今日の姿に変ぼうを遂げるまでの過程をつぶさに検証した後,現状において同法がもたらす諸規制の解釈,行政指導,さらには執行のありように言及していく。特に,行政指導とのかかわり,執行のありように大胆に踏み込み,カルテルなどの行為が社会に与える例外的なプラス面を例証しつつも,当然違法の原則論を軽視すべきでないなどと説く。また,法の執行における現実的な問題として,公正取引委員会の人員数をも考慮に入れていることなどにも象徴されるように,単なる学術書の域を超えて実際の運用面を強く意識している。
規制緩和が叫ばれて久しいが,本書はその具体的内容に迫りつつ,厳密な学術的価値を備えながら,一方で現実的な運用面を極限まで重視した稀有の書。急激な変化に対応する制度構築が迫られるいま,学術研究者,政策担当者はむろん,企業経営者にとっても必読の書といえる。
"
(C) ブックレビュー社 2000