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- カテゴリ：一般
- 発行年月：１９９９．２
- 出版社： オーエスプランナーズ
- サイズ：２８ｃｍ／２８３ｐ
- 利用対象：一般
- ISBN：4-395-51053-1
- 国内送料無料
紙の本
美術館：芸術と空間の至福な関係 （ＯＳ ｄｅｓｉｇｎ ｓｅｒｉｅｓ）
著者 岡田 新一 （著）
アートが展示室から出て、建築、都市、自然へと広がっていく趨勢に対応した恒久性のある美術館の空間づくりに必要なものは何か。岡田新一設計事務所による美術館１１館、博物館１２館...
美術館：芸術と空間の至福な関係 （ＯＳ ｄｅｓｉｇｎ ｓｅｒｉｅｓ）
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商品説明
アートが展示室から出て、建築、都市、自然へと広がっていく趨勢に対応した恒久性のある美術館の空間づくりに必要なものは何か。岡田新一設計事務所による美術館１１館、博物館１２館のカラー写真や設計図を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
美術館の設計を数多く手がけた建築家が，美術館のあるべき姿を提示し，解説する
2000/07/22 06:17
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投稿者：ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
われわれは美術館に出かける機会は多いが，目的ははっきりしていることがほとんどで，作品の鑑賞に気を取られており，美術館の設計に目をやることなどほとんどない。
本書は建築家の立場から，鑑賞する側や都市文化施設としての観点で美術館を論じたもの。著者は，かつて家族の肖像を残すことから始まった美術品の収集がやがて王侯貴族に広がり，やがて庶民にも解放されるようになっていった歴史的背景から説き興し，「芸術と空間の至福な関系」にまで触れている。
本書で特徴的なのは豊富な写真を使い，内外の美術館の姿をいながらにして眺める事ができる点だが，それ以上に興味深いのは著者が初めて美術館の設計の依頼を受けたときのエピソードだ。実に3年にわたって建設する場所の風土や歴史を考え，収蔵されるコレクションに思いを馳せたという。さらにそれらの作品が生まれた海外にまで出かけたというから驚かされる。
単なる「箱」と思っている人もいるかも知れないが，決してそんなものではないのだ。
(C) ブックレビュー社 2000
