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紙の本
らしい本
2013/08/11 17:54
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投稿者:びんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤沢周らしい本と言える。一寸小振りだが、こう言う風俗や嗜好性があっても良く、それがデカダンに陥ることなく、その対局で息づいているのは流石と言える。しかし、この境地が彼の到達点である筈はなく、これは始まりの終わりのような小説である。この先の人生を彼や彼女がどう生きるのか、興味が湧く。これの続編を書く必要はないが、この先を作家は探究せざるを得ないだろう。
夏に相応しい読み物ではなかろうか。