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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.4
- 出版社: 情報センター出版局
- サイズ:19cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7958-2932-2
紙の本
精神科に行こう! 心のカゼは軽〜く治そう
ストレス山積み、眠りが浅い、失恋で涙ナミダ、疲れる、落ち込む…。そんな時は気軽に通っていいんです。コワイ、アブナい、戻ってこられない、そんなイメージをくつがえす爆笑精神科...
精神科に行こう! 心のカゼは軽〜く治そう
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商品説明
ストレス山積み、眠りが浅い、失恋で涙ナミダ、疲れる、落ち込む…。そんな時は気軽に通っていいんです。コワイ、アブナい、戻ってこられない、そんなイメージをくつがえす爆笑精神科通院日記。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大原 広軌
- 略歴
- 〈大原〉1969年生まれ。金融機関勤務を経て、マンガの編集者になる。96年に心臓発作を起こし、97年から精神科に通う。
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紙の本
おいしい本ですよ〜
2001/03/10 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つね - この投稿者のレビュー一覧を見る
精神科のイメージというと、もう人格崩壊、正常な思考も行動等も全くできないって人がいく病院とバカみたい勝手に思い込んでました。「結局精神的に弱い人が罹っちゃう病気だろう」なんて遠い世界と思っていたら、強いばすの自分がやれ仕事だ、恋愛だと、非常にディープな諸問題を抱えてしまったとたん、もう自分がばらばらに為るほどのパニック症状が出てしまいしまた。
眠れない、食べられない、人と話すのもかったるい。胃潰瘍で血は吐く、何もかも嫌で「もう死にたいよ」と思っていた時、何気に目に付いたこの本。関係ないと思っていた「精神科」の文字に救いを見出した私。ところがこの勘が大当たり。薄々やばいなぁもしかして心に問題有り?と思ってはいたけど、精神科に行く程じゃ無いもんと言い訳していて。
が、もう限界だぁとこの本に背中を押されて診療をうけました。ら!たった1ヶ月で「人生って面白いものねん」なんて気分に戻っていた!楽な事この上なし。1人で泣いてた頃が嘘のように前向きになれました。
この本は色々な意味ですごい本です。心に悩みがなくとも、元気一杯の状態でも読み物としても一級品です。笑える上、病理学等好奇心くすぐられる内容も多いです。HOWTO本というよりもノンフィクションでお笑いも充分有りという美味しい内容。
題名は直球過ぎて「えっ?」と引いてしまうかもしれないけれどそんな遠慮は無駄!ってぐらいの名著です。ほんと買って損はなないですよん。著者の人柄というか個性にゃ眩しいくらいの輝きもあるし、藤臣柊子もいい。これは買いですよ〜と大宣伝しちゃうぞ!読むと楽な気持ちになれる貴重な本です。おすすめです。
紙の本
精神科なんてこわくない!
2001/02/26 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Stella - この投稿者のレビュー一覧を見る
パニック・ディスオーダーを病んで通院中の元マンガ編集者と、うつ病+パニック・ディスオーダーで通院中のマンガ家が、心の病で苦しんでいる人に精神科への偏見をやめて通院をお勧めする本です。
精神科というと、「黄色い/緑の救急車」「鉄格子」「隔離」という偏見があり、精神病自体にも、「何するかわからない」「恐い」「ダメな人」「心のもちよう」とされ、自分が精神科に通院していることを言いにくい状況にあります。
が、最近の精神科はそんなことはありません。特に大学病院や公立の総合病院の中にある精神科(精神神経科だとか心療内科、脳神経内科などを標榜していることも多い)では、ごく普通の外来風景です。もちろん人里離れた場所にあって窓に鉄格子がはまっているような病院もあり、社会問題を起こしていますけれど。また、精神病そのものも、ニュース沙汰になるようなことは少ない、軽症の場合がほとんどです。そんな偏見でまよっているうちに重症化して人生を棒に振るよりも、軽症のうちに医者にかかっておいたほうが幸せになれます。
3分の1ほどは、著者が精神科と出会うまでについて語られています。他にも精神病にはカースト制度があって……とか、薬の副作用の話、精神科伝道師になった著者を襲う悲劇など、笑っちゃいけないけど思わず笑ってしまう話が満載です。
著者本人が『精神科伝道師』と自称しているように、内容に宗教勧誘的押し付けがましさが感じられないではありませんが、基本的に「自分は心の病気じゃないか」とうすうす感じている人に精神科への道に向けて背中をポンと押す本です。精神科の暗黒面についてはほとんど触れられてないですが、そういうものはその手のルポものにおまかせしましょう。