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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.4
- 出版社: 翔泳社
- サイズ:23cm/546p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88135-701-8
- 国内送料無料
紙の本
独習C++ 改訂版
著者 ハーバート・シルト (著),トップスタジオ (訳),神林 靖 (監修)
一度に一つの概念を提示し、いくつもの例で確認し、実際に練習問題を解くことで確実にマスターできるようにした独習用テキスト。新機能の解説を追加した改訂版。【「TRC MARC...
独習C++ 改訂版
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商品説明
一度に一つの概念を提示し、いくつもの例で確認し、実際に練習問題を解くことで確実にマスターできるようにした独習用テキスト。新機能の解説を追加した改訂版。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
強力なC++テキスト
2001/08/05 15:39
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投稿者:dill - この投稿者のレビュー一覧を見る
『本書は,C言語の知識をすでに持ち,さらにC++を学ぼうとしている方を対象としています。』最初にこうある通り,本書はCプログラマのためのC++入門書だ。必ずしも,C言語の知識が必要だとは思わないが,ポインタや構造体の概念は必須だ。
本書には,二つの特徴がある。
第一にはC++をオブジェクト指向プログラミング言語としてとらえているところだろう。そのため,早い章で『クラス』の基本について説明し,その後の章でクラスに関連する事項(関数・演算子のオーバーロード,クラスの継承,等)を取り上げて,徹底した解説を行っている。C++のクラスを初めて勉強する人でも,本書を最後まで読めば,間違いなく『クラス』の概念を理解するまでにいたるだろう。
第二には,入門書としては珍しく,STL(標準テンプレートライブラリ)を取り上げていることである。STLは,クラスに並ぶ,C++の重要な機能の一つであると私は思う。しかし,そう思っていない人の方が多いらしく,STLについて聞くことは少ない。
STLとは,『データ操作に使用できる汎用ルーチンの集まり』であり,本書ではその基本と,よく使われる幾つかのテンプレートを取り上げている。これだけでも,STLの強力な機能は知ることができるし,実際に利用するにも困らない。
まさに本書は,C++の入門書のふりをした,かなり高度な解説書なのだ!!