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商品説明
現代の短歌には、新風十人の世代から1970年代生まれまで、さまざまな世代が蝟集している。前川佐美雄から梅内美華子までの101人の代表歌、各30首を収録、現代短歌の奥深いおもしろさを感受する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小高 賢
- 略歴
- 〈小高賢〉1944年東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。『かりん』創刊に参加、現在、同誌編集委員。歌集に「耳の伝説」「家長」、評論に「宮柊二とその時代」ほか。
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紙の本
よくばりな私に…
2004/07/03 00:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リセ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短歌を始めて4年。熱心な創作活動をしているわけではなく、昔習った古典文法を思い出しながら古語辞典とにらめっこしながら、思いつくまま気ままに作っているだけ。
いい歌を詠むには、いい歌をたくさん読むこと。そう聞いたことがある。短歌を始めるまでは、歌人といって思い浮かぶのは、与謝野晶子や若山牧水など教科書で習った“有名人”だけ。彼らは近代に分類される歌人。それでは現代は…?というと、思い浮かぶのは「俵万智」だけ。
個人の歌集は高価で入手しにくい。それに同じ歌人の歌をたくさん読むより、まずは多くの先人達の歌に触れてみたい。できれば効率よく…。なんて欲ばりなことを考えて探して見つけたこの本。
現代短歌の始まり、明治後期〜昭和四十年代生まれの歌人まで全101人。一人30首(多くは歌人の自選歌)。これまで知らなかった多くの歌人に出会うことができる1冊。下段には編著・小高氏の解説もある。姉妹本としてさらに歴史を遡った「近代短歌の鑑賞77」もある。この2冊をあわせて、これから短歌を学ぶ人には最適の入門書だと思う。