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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.8
- 出版社: 東洋書林
- サイズ:21cm/153,45p 図版12p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88721-347-6
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紙の本
錬金術大全
西ヨーロッパの錬金術の歴史と基本概念、用語、前提を説明しながら、錬金術に関する文献の著述と伝播が絶頂にあった15世紀から17世紀までの資料に焦点をあて、「ある錯誤の歴史」...
錬金術大全
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商品説明
西ヨーロッパの錬金術の歴史と基本概念、用語、前提を説明しながら、錬金術に関する文献の著述と伝播が絶頂にあった15世紀から17世紀までの資料に焦点をあて、「ある錯誤の歴史」を通して人間の心の迷宮をあぶり出す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ガレス・ロバーツ
- 略歴
- 〈ロバーツ〉エクセター大学英米研究学部教授。1993年から94年まで、ブリティッシュ・ライブラリーの特別研究員を務める。99年没。
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紙の本
錬金術はこうして形成されたのか
2000/08/17 19:34
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投稿者:sf - この投稿者のレビュー一覧を見る
錬金術の通史を文献学的にまとめたものです。巻末には、大英図書館の錬金術関連の写本や手稿の目録と簡単な錬金術用語辞典がついています。図版も多めで、カラーの図版もあり、価格なりのものはあります。
文献を山ほど追いかけて変遷をたどるもんだから、固定的な「こういう概念である」というものが変遷していくというのが面白いですね。もともとは、ふつうの化学的知見を書いた文書だったものが、いかにして再解釈されていったかとかが面白く感じられました。
こういった本と比べると、通俗紹介本は底が浅いものよなぁ、とか思ったり。これを読むと、錬金術のような概念を技術として整理した解説書そのものに疑問を感じたりしなくもありません。統一的原理で明快に記述できるようなものではないんですよね。