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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.9
- 出版社: 中央法規出版
- サイズ:26cm/206p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8058-1837-9
紙の本
生活科学最前線90のトピック
生活科学とは、人間とそれを取り巻く環境を科学する学問である。生活科学の最新研究をわかりやすく紹介し、1項目2頁で全90項目を解説。21世紀における新しい社会・生活システム...
生活科学最前線90のトピック
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商品説明
生活科学とは、人間とそれを取り巻く環境を科学する学問である。生活科学の最新研究をわかりやすく紹介し、1項目2頁で全90項目を解説。21世紀における新しい社会・生活システムのあり方への展望を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
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家族,環境,住居,福祉など,人間生活環境を科学的に研究した成果を一冊にまとめた
2000/07/17 06:18
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投稿者:杉山 由美子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は,生活科学部がわが国ではじめて設置された大阪市立大学で,50周年を記念してまとめたもの。2ページごとに1項目とし,写真,図も多いので,興味のあるところから読めるよう工夫されている。項目は多岐にわたり,住居では「高齢者の照明」「個室は子どもをだめにする」「化学物質過敏症」の問題提起もあれば,「台所排水は浅型トレイが水環境保護に有効」といった身近な提案もある。家族では「生殖革命と家族のきずな」「コンピューター・ゲームと子ども社会」もあり,健康は「香辛料の医薬効果」「便秘解消」とさまざま。
執筆者は人間福祉学科,食品栄養科学科,生活環境学科の研究者だが,その専攻は家族社会学,コミュニケーション学,地域定住論,アンペイドワーク論,小児神経症,高齢者福祉論などバラエティーに富み,生活科学部の多様性がうかがえる。
研究者や消費生活センターや福祉で働く人をターゲットに書かれているが,一般の人が読んでも面白い。生活がこれほど複雑でさまざまな分野にかかわっていることにあらためて驚かされるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000