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天正十年夏ノ記 (講談社文庫)
天正十年夏ノ記
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電子書籍
もっと早く読んでおけば良かった。
2021/05/22 02:11
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投稿者:Fortheseventhgeneration - この投稿者のレビュー一覧を見る
高松城攻めの秀吉からの使者が出てきたところを読んで、ハッとこれから何が起こるのか思い出してザワザワっと鳥肌が立った。
ワクワクして読み進んだが、なんと主人公が朝、目が覚めたときにはすでに信長は死んでいた。タイトルから想像していた内容とは全く違っていたので驚いた。
だがその部分はこれまで嫌と言うほど書籍化、ドラマ化されている。
私がこの本ですごいと思ったのはその後。
主人公が交渉するのは役目上当然としても、村井貞勝が誠仁親王の脱出のために信忠を説得した、とのこと。明智軍接近の情報を握り潰したの貞勝だったのだと。
よく考えれば、確かにそうだ。村井が知らなかったはずはない。私の中で村井貞勝の評価は一万倍上がった。村井一族は朝廷を守ったのだ。
それに荒木村重も凄い。こんなに凄い人物だったとは、全く知らなかった。村重のおかげで現在まで象徴天皇制が存続できたとも言えるのかもしれない。それくらい大きなことをやったと思う。本当に、今までそんなことは全く知らなかった。
もっと早く読んでおけば良かった。