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紙の本
マルチメディアオーサリングソフトDirector7で採用されているプログラム言語Lingoのリファレンスマニュアル
2000/10/06 15:22
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投稿者:まつばらあつし - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメーション作成ソフトというよりも,オーサリングソフトとしての超定番であるDirector7のプログラミング言語「Lingo」の詳しい解説書。マニュアルではフォローしきれない内容や,不足しがちな情報を満載しており,手元に置いておけば事足りると思わせる1冊。初心者には多少難しめの内容ながら,Directorを使っての仕事では欠かすことのできないLingoを初歩から学ぶことが可能だ。
本書は大きく3つのパートに別れており「Lingoを始めよう」「実践から学ぶ」「一歩先を目指す」と,500ページ近くあるボリュームを使い徐々にステップアップできるように構成されている。CD-ROMには本書で述べられているサンプルプログラムが収録されており,実際に自分の手で確かめながら学べるのは,コンピューターを使った学習の大きなメリットだろう。Directorを使っているプロフェッショナルでも,索引から逆びきで辞書的に使うなど,長くつきあえる1冊といえよう。
(C) ブックレビュー社 2000