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紙の本
とらわれびと (講談社ノベルス)
著者 浦賀 和宏 (著)
大学構内で発生した連続殺人。被害者は皆男性で、腹を切り裂かれて殺されていた。犯人を捜していた被害者の姉は、「妊娠」した男が次々と失踪するという奇妙な事件に出くわすが…。【...
とらわれびと (講談社ノベルス)
とらわれびと
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商品説明
大学構内で発生した連続殺人。被害者は皆男性で、腹を切り裂かれて殺されていた。犯人を捜していた被害者の姉は、「妊娠」した男が次々と失踪するという奇妙な事件に出くわすが…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
浦賀 和宏
- 略歴
- 〈浦賀和宏〉作家。「記憶の果て」で第5回メフィスト賞を受賞。他に「時の鳥籠」「頭蓋骨の中の楽園」がある。
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紙の本
破綻
2002/03/12 21:49
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投稿者:modern - この投稿者のレビュー一覧を見る
疑惑の表紙を持つ安藤シリーズ第四弾。「記憶の果てに登場した印象的な脇役、金田を中心に据えた物語である。とにかくミステリとしては完全に破綻している。論理的な推理や解決への筋道といったものを完全に無視し、ただそこには凄まじいカタルシスだけがある。エラリー・クイーン信者が読めばさぞ激怒することだろう。解決部分だけを取って付けたような印象があり、バランスが凄まじく悪いのだ。ただ浦賀和宏ならではの狂気の描写、ドライヴ感はシリーズ中随一であることも確か。奇形だが、不思議な魅力を持った作品である。