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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.10
- 出版社: オーム社
- サイズ:19cm/150p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-274-02342-7
紙の本
月へ、ふたたび 月に仕事場をつくる (テクノライフ選書)
地球上にはない鉱物資源の利用、天体の観測地点としての期待、火星探査のための実験施設建設の可能性−。これまでに世界中で研究され提案された月開発・月面利用のさまざまなアイディ...
月へ、ふたたび 月に仕事場をつくる (テクノライフ選書)
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商品説明
地球上にはない鉱物資源の利用、天体の観測地点としての期待、火星探査のための実験施設建設の可能性−。これまでに世界中で研究され提案された月開発・月面利用のさまざまなアイディアと最新事情を解説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
現代建築技術の考える月面都市建設
2001/06/23 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
月面基地を建設するための研究を一般向けに簡単に紹介したものです。
月面環境について要領よくまとめたあと、月面に基地を建設するための工法や基地の形態・必要要素などを解説。生活に必要になる要素技術や、建設のための資材の調達方法、整備の必要な法制度などを、数値データをきっちり示してまとめてあります。
月面基地というと、砂の上に金属のステーションのようなものが置かれている情景を想像しがちではないかと思いますが。実際には放射線や隕石対策として、地下に埋めるなり土嚢や砂をかぶせるなりするので、洞窟同然の印象になるようですね。
近未来の月面都市の情景を想像するうえで有用な一冊です。
紙の本
月面基地を建設する際に必要となる条件を調査し,その解決方法として考えられてきた例を紹介する
2000/07/17 06:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
清水建設が作った宇宙開発室の研究成果をまとめたもの。酸素がなく,水の存在も分からない場所。最初に必要な物は地球からロケットで運び,その後月面で調達できる物は月で製造して建物を作る——。
はっきり言って夢物語に近い。なぜ月面に基地を建てるのかについて,人類が火星に行く際の準備基地の必要性や,ヘリウム3などの資源の獲得などを紹介するが,どちらも説得力はない。なぜ火星に行かねばならないのか触れていないし,月面を往復したり資源を採掘する際に要するエネルギーの損失や危険性,非効率性を考慮していないからだ。冷戦構造が崩れた後,NASAの予算が縮小していることや,和製ロケットH2の最近の相次ぐ打ち上げの失敗などをふまえると,ますます現実性はなくなる。
が,月に基地を建造できると考えることは楽しい。今は空想に過ぎないかもしれないが,もしかすると100年後には実現するかもしれないし,またアイデアを考え出す際に現在の建設に役立つものが見つかるかもしれない。
(C) ブックレビュー社 2000