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紙の本
ネコのミヌース
著者 アニー・M.G.シュミット (作),カール・ホランダー (絵),西村 由美 (訳)
ある晩へんな女の人が、台所のゴミをあさってた。「わたし、ネコだったんです」というけれど…? 半分人間、半分ネコ!? ふしぎなミヌースが町じゅうのネコたちと力を合わせて活躍...
ネコのミヌース
ネコのミヌース
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商品説明
ある晩へんな女の人が、台所のゴミをあさってた。「わたし、ネコだったんです」というけれど…? 半分人間、半分ネコ!? ふしぎなミヌースが町じゅうのネコたちと力を合わせて活躍する、楽しい物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
アニー・M.G.シュミット
- 略歴
- 〈アニー・M.G.シュミット〉1911〜95年。オランダ生まれ。子どものための物語・詩・劇の作家として活躍し、「本物のオランダ女王を超える女王」と称えられた。
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紙の本
内気な新聞記者と人間になった女性のコミカルな物語
2002/05/08 18:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪しげな工場のゴミを食べたのが原因で、ネコから人間の女性となったミヌース。新聞記者なのに内気でクビ寸前だった青年ティベの元に転がりこんだ彼女は、野良猫たちのネットワークを活かし、ニュースになりそうな噂話をティベに届けることになる、といった愉快なおはなし。
ちょっと冴えない青年と、猫の癖が抜けきらないお騒がせミヌースの関係や、近所に住む野良猫とのやりとり(鼻々キッスなど)など、読んでいて楽しい作品。他にも慈善事業などに参加し、街の人々の尊敬を集める人物が実はとんでもない奴だった、といった真実を暴くためにネコ達が奮闘するエピソードも痛快でした。
あとがきによると作者はオランダの国民的な児童文学作家で、この作品は各国で翻訳されてるそうですが、それも納得。特に猫が好きだったり、リンドグレーンなどのユーモアがあって楽しい物語が好きな人にお薦め。
紙の本
ネコのミヌース
2000/08/01 11:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杜若 - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬を見ると、つい木に登ってしまう女性ミヌース。なぜネコのことばがわかるのか、という問いに「わたしも、ネコだったからです。」と答えるミヌースは赤毛の美人。いろいろなところに出入りネコはホントに情報通かも?
恥かしがりやの新聞記者ティべは、いわゆる取材ができず、編集長から今日も「クビだ!」と怒鳴られる始末。くさって家に帰ると、台所のごみ箱をあさって、魚の骨をくわえている女性がいた。彼女の名はミヌース。ネコのことばがわかるらしい。
いっしょに暮らすことになったミヌースは、近所のネコたちの情報網によって、さまざまなニュースをティベに提供する。見違えるようにニュースが書けるようになったティベ。
町の有力者の不正をあばこうとするが目撃者はネコだけ。ミヌースとネコたちは一計を案じる…
主人公は大人だが、対象は小学校中学年以上。
アニー・M.G.シュミットはオランダの児童文学者で、1988年に国際アンデルセン賞受賞。日本では、『魔法をわすれたウィプララ』(あかね書房・絶版)が訳されている。