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紙の本
書いた小説は自分の記憶・・・?
2002/07/30 17:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コヤタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の健は、想像力が豊かな男の子。今まで普通に暮らしていたけれど、あるとき全と言う不思議な少年に出会い、運命の渦へと飲みこまれることに・・。自分が書いた小説と、符合する現実。健の書いた小説は、では記憶なのか・・・?
日渡先生の得意とするSF作品。不思議なアイテム、運命の出会い、因縁、過去の記憶・・不思議がてんこもりで、はじめはとまどうかもしれません。でも、読むと少しずつ絡んだ糸がほどけていき、最後に全てを知ることができる、そんな面白さがあります。ただ、入り組んだ内容なので、ストーリーを把握するのがちょっと難しい感があります。
紙の本
「うてな」とは?
2003/10/10 01:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
恥ずかしい話だが、本書第一巻で私はポロポロ止めど無く涙を零した。あの、健の母の生命の灯火が今にもふっと消え入りそうなシーン、たまらない。感受性の強い高校生の頃読み始めたが、接したことのないタイプのマンガだっただけに、夢中になった。
健の持つ宿命「放浪」、そのせいでいろんな事が身に降りかかる。本人が望んでいなくても。苺ちゃんとの恋仲はどうなるんだろうとハラハラしたが、物語の終盤では立場は入れ替わる。絶えず変化があり、退屈しないマンガでした。
うてな、それに登ることができたなら過去と未来が見渡せる。過去を見ると無数の道をぎゅっと一本に紡ぎ上げる自分が見え、未来を見ると無数の道が開けているという。登ってみたいなと思うけれども、実際登る勇気はなさそうだ。
前世とか来世とか、結構興味を持っている自分であるから、本書はかなり楽しめました。前世の行いが現世に響くのならば、私は一体何をやらかしたのだろうと思う(苦笑)。
最初は全という不可思議な少年の存在とか、北一とか、ゼロとか、架空の世界が目前に広げられて戸惑ったが、慣れるとスラスラと入りこめた。
先日大好きな「アンビリバボー」で観たが、幾度生まれ変わっても魂は変わらないという。ソウルフレンドという、転生してもまた身近にいる友達がいるんだとか。怖いほどの「運命」、私たちはそれに抗うことはできない(らしい)。
だとしたら、自分の魂だけが記憶する運命の人だとかソウルフレンドだとか、現在だと誰にあたるのか気になる。たまにはそういう、現実から離れた世界に身を投じるのもおもしろい。