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商品説明
これまでの、これからのPUFFYとは何なのか? 好きなもの、日々の生活、喜び、悩み、そこから浮かび上がったものは!? デビューから現在までの足跡を綴る。『Can Do!ぴあ』連載に加筆訂正。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
それはなにかとたずねたら
2000/12/01 16:00
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投稿者:大塚あぐり - この投稿者のレビュー一覧を見る
居心地の良さを与えあえる親友と私。
イイ年してテレタビーズやマクドナルドのハッピーセットにお熱をあげる私に対して、特筆すべき趣味もないあの娘。カラオケで浜崎あゆみを歌うのは彼女で、私は2、3曲しか入ってないようなマイナーなバンドの歌を歌う。趣味の話はできなくても、夜通し語ることは十分可能。
ふと、そんな二人の関係を思いだした。
たまの休みにまでツルんでいるというPUFFYもマニアックな亜美とフツーな由美がいつも居心地良さそうにしている。形の違うピースの方が実はぴったりくっつくのだ。デビュー当時、「似てる」との声もあったけれど、この本を読むと二人の凸凹感が改めてよくわかる。
同時期に発売した初のベストアルバムの1曲目を飾るのは「これが私の生きる道」。歌が特別巧いわけでもなく、もはや「カワイイ」ともてはやされることもない(笑)二人の武器はこの歌の歌詞にあるように“イイ感じ”なのだ。デビューから約5年間、常に私がPUFFYを追い続けるのは、二人が醸し出すなごみを求めているからなのだろう。
そういえば、私とあの娘のカラオケのラストを飾るのは決まって「アジアの純真」だったっけ…。
(大塚あぐり・元オリーブ少女)