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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.7
- 出版社: 幸書房
- サイズ:19cm/192p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7821-0174-0
紙の本
ぜひ知っておきたい食品の寄生虫
著者 村田 以和夫 (著)
寄生虫とヒトとの永いおつきあいの歴史や、寄生虫の性生活、栄養要求と吸収のメカニズム、空飛ぶ寄生虫の謎など、様々な寄生虫の種類と性質を紹介し、食品を介して感染する寄生虫の防...
ぜひ知っておきたい食品の寄生虫
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商品説明
寄生虫とヒトとの永いおつきあいの歴史や、寄生虫の性生活、栄養要求と吸収のメカニズム、空飛ぶ寄生虫の謎など、様々な寄生虫の種類と性質を紹介し、食品を介して感染する寄生虫の防除対策について解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
寄生虫の世界がおもしろく理解でき,感染の防ぎ方や安全なグルメの楽しみ方もわかる
2000/10/30 15:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌われ者の寄生虫とその生活環境,ヒトと寄生虫の化かし合い戦略などをやさしく,おもしろく解説した本。感染を防ぎ,安全なグルメを楽しむための調理法のポイントなど実際に役立つ情報のほかに,「寄生虫の涙ぐましい性生活」といったユニークな章もある。寄生虫研究一筋30年の著者が寄生虫に抱く愛情めいたものにリードされて読み進むうちに,寄生虫の世界が一気に身近になる。
WHO(世界保健機関)によれば,21世紀は人畜共通の寄生虫疾患の世紀とか。著者は海外旅行の隆盛や滞日外国人の増加などもあってわが国に輸入寄生虫症が増えている現状に警鐘を鳴らし,無警戒なグルメ旅行や鮮魚の踊り食いなどを戒めている。
また近年,鮮魚の生食が原因のアニサキス感染症が多いことから,アニサキスの生態や全国の患者分布や魚の水揚げ地ごとの寄生状況などもていねいに説明している。巻末には多くの引用文献・図書が収録され,より詳しく知りたい場合に便利だ。
(C) ブッククレビュー社 2000